cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

シエスタって最高

暑い暑い午後。照り返しの激しい道を歩く人はなく、店内のお客さんたちは長居を決め込んでおしゃべりに夢中。一人で本を読んでいる人もいて、チクタクと静かな時間が流れています。慌ただしいフィレンツェとは違うゆったりとした雰囲気の町。肩の力もすうっ…

パンパパート(法王のパン)

写真下はフェッラーラ銘菓「Pampapato (パンパタート)」。 パンパタートとはスパイシーなチョコレートの焼き菓子で、「法王のパン」という意味があるそうです。丸みのある小さなお椀のような形が、法王様の帽子に似ているからだとか。元は修道院のシスター…

Aperitivo Ferrarese(フェッラーラの食前酒)

さて、お昼はどうしようかな。ホテルの人からは、近くの「HOSTERIA SAVONAROLA」をすすられたのですが、行ってみたらきちんとしたリストランテ風のお店。一人でフラリと入るという感じではなくて・・・。 結局、カテドラルの前にあるパスティッチェリア兼ガ…

Hotel Annunziata (ホテル・アヌンツィアータ)

ホテルは町の中心エステンセ城のそばの「annunziata(受胎告知)」。以前「ecco mi」さんのブログ(http://blog.so-net.ne.jp/eccomi/2005-01-02-1)で拝見して、是非泊まりたいと思っていたところです。フロントも一人しかいないこぢんまりとしたホテルです…

美しい歴史の街

フィレンツェからユーロスターで1時間半、ボローニャから急行で30分のフェッラーラは、イザベラ・エステが生まれたことで知られる小さな町です。この地方でよく食べられる卵入りの黄色い麺・タリアテッレは、彼女の金色の髪をイメージして作られたのだそうで…

旅の始まりは「フェッラーラ」から

フィナーレは「アルノ川の花火」

夜10時、アルノ川に花火があがりました。フィレンツェ中の人が集まったのではないかというほどすごい混みようです。最初は酔っぱらった人たちが暴れないかと心配でしたが、いざ始まってみれば「アモーレ」「ベッラ」「オーラ」という声が時々聞こえるだけ。…

6月24日「古代サッカーのお祭り」

朝 こむら返りになって飛び起きました。足がどうしようもないほどむくんでいます。疲れもピークに来たようです。予報では、最高気温36度。ふー。長い一日になりそうです。今日はお祭りのため、学校はお休みになりました。夕方から古代サッカーのパレードが、…

フィレンツェ狂想曲

最後のチョコタルト

買い物のあとは、再び街へ。フィレンツェを発つ前にもう一度行きたかったパスティッチェリア「dolce e dolcezze」で、チョコレートタルトを食べてきました。(前回の様子は6月11日に) カプチーノを待ちながら、他のお客さんの食べているイチゴのタルトに…

フィレンツェのおみやげ

フィレンツェのおみやげを探しに、午後は街をウロウロ。市場のそばのキッチングッズの問屋さんで、パルミジャーノのおろし器とオリーブの種取り器(?)を買いました。 何度も見に来ていたのですが、18ユーロと高く迷っていたのです。店主のかわいらしいお…

お別れのハグ

6月23日(木) 明日は、サン・ジョバンニのお祭りがあるため、今日で授業は終了です。お昼には、学校のテラスにパニーニが並び、お別れのfest。 4週間前の歓迎会では、小さなパニーニが2つしか食べられないほど緊張していたのに、今日はペロリと5つが…

授業終了、お別れの日

グラニテを食べながら

ショーペロ(ストライキ)でバスも美術館も休業となったチェントロ(街中)は、いつになく静まり返っています。ふと気づけば昨日のシチリアのジェラート屋さんに足が向いていました。(これって帰巣本能?) ココメロ(スイカ)とリモーネ(レモン)のグラニ…

いつも気張っていたかな?

フィレンツェに来て、こんなに落ち着いた気分になれたのは初めて。いつもどこか慌てていた私。指の先でほほに触れ、こわばった表情をしていないか確かめ息をはきます。 タコとカニのペンネ(トップ写真右上)は、4.1ユーロと破格の安さなのに、味は抜群。ド…

ごほうびランチ

今日は、一人でランチ。がんばった自分へのごほうびです。脱力感と解放感を抱えて向かったのは、駅から5分ほどのところにある「I'VINAIO」(via degli alfani70r)というエノテカ兼食堂(写真)。

il mio posto(私の場所)

6月22日(水) 今日は、文法、読解、作文、聞き取りの4つのパートに分けて試験が行われました。胃が痛い、はきそうというようなうめき声があちこちから漏れてきます。こういう反応は万国共通なんですね。

フィレンツェに恋して・・・

家まで歩いて帰るのだ

帰り道、ふと街角で顔を上げると目の前にドゥオーモ(トップ写真)。午後7時、陽はまだまだ高く、人ごみもちっとも減らないけれど、リュックを背負いなおして、さてと、またテクテク歩いて帰りますか。

シチリアのジェラート

ジェラートは暑い夏の救世主。「mal di gelato(ジェラート病)」という呼び名がつくほど毎日食べているせいか、おいしいジェラテリア情報は、逐一入ってきます。 「シチリアのジェラートが食べられる」という、聞き捨てならないうわさをキャッチし、早速友…

美味、いかのリングイネ

「belle donne」(via belle donnne 16r)は、にぎやかなサンタ・マリア・ノヴェッラ広場を一本奥に入ったところにある、目立たないオステリア。 外の小さなテラスまで満員ですが、無理やり詰めてもらって、席を確保します。 このところタリアテッレ(きしめ…

食べることが人生だ

6月21日(火) 授業を一つさぼって、学校のテラスで試験勉強。でも知った顔が次々のぞくので、身が入らず集中力ゼロ…。とほ。 今週で学校も終わるので、いろんな人とランチの約束が重なっています。今日も少し遠出して、おいしいパスタを食べてきました。

ジェラート病?

マンマ、また朝帰り

夜、ステイ先のマンマは異常に機嫌がよく「カリッシマ・チポリーナ(かわいいチポちゃん)」「アモーレ・チポリーナ(いとしいチポちゃん)」を連発。この調子のよさがかえってこわい。昨日、ご飯も用意せず朝帰りした埋め合わせなのかもしれないけれど…。イ…

おばあちゃんのタルトとは?

先日行った「vestri」というジェラート屋さんの隣にある小さなお店。料理学校の生徒さんに教えてもらったのですが、中がよく見えなくて、しばらく窓にはりついて様子をうかがいます。ようやく決心して入ると、お店のお姉さんたちが笑って手招きしている!? …

こんな時こそ、頭に栄養を

でもね。遊びにいけない分、お昼とおやつはしっかり食べました。市場のそばには、いくつもおいしそうなトラットリアがあるのですが、今日はその中の一つ「ZAZA」に行ってきました。海のないフィレンツェでは、魚貝類は値段も張り、家庭で食べることはほとん…

頭の中を、近過去が、半過去が…

6月20日(月) 最終テストが水曜日に迫り、授業もいよいよ大詰め。学校で夕方2時間かけて宿題を終え(まわりの人に教えてもらってなんとかこなしている状態)、家でも夕食の後、テスト勉強をしなくてはと思うのですが、10時くらいにはウトウトしてきて…

最終テストだ、ラストスパート

フィレツェも負けるお洒落な街

さすが美食の都ボローニャ。料理もお菓子もおいしくて、おまけに歩いている人もハイソな雰囲気の人が多い。装いもどことなくフィレンツェよりあかぬけているようです。 でも、気位の高いフィオレンティーナたちにそんなこと言ったら、どんな反応が返ってくる…

ドルチェも繊細

中でも旧ボローニャ大学からほど近い「PASTICCERIA ZANARINI」のお菓子の美しいこと。テラスもバールも軽いお昼やドルチェを食べる人(しかも男の人が多い!!)で満席状態。 ショーケースの中から小さなクッキーやパン、ティラミスやフルーツタルトたちが「お…