cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

どんなピッツァが好きですか?

もっちもちのナポリピッツァに目がない私ですが、イタリアの他の地方で味わうピッツァもそれぞれに個性があって好きです。 ローマで食べるクリスピーなピッツァも捨てがたいし、フィレンツェのパンのようにふかふかな「スキャッチャータ」、カラブリアの薄く…

中目黒「SALVATORE」

イタリア語クラスの女の子たちと、中目黒の「サルヴァトーレ」にピッツァを食べに行ってきました。いつも南イタリア情報を教えてくれるHさんは10月中旬からサレルノへ、そして何を隠そう私cipolinaも、近々○○地方へ引っ越すため、このメンバーで食事がで…

ナポリピッツアを囲んで

 鎌倉 「0467」

信頼すべき情報筋によれば(親戚?)、なんでも一年半ほど前にできたというこのお店。店名の「0467」は鎌倉の市外局番。空間、料理、サービスも含め、新しい鎌倉スタイルを確立し、瞬く間に隠れ家ファンたちの心を捉えたと聞きます。私も今日が初めて。ワク…

隠れ家ファンクラブへようこそ

全国の「隠れ家ファン」の皆様、こんにちは。「隠れ家風の」という言葉にめっぽう弱く、見つけにくい店であればあるほど「萌え〜」てしまうそこのあなた。今日から「隠れ家ファンクラブ」の「隠れ会員」になりませんか。(←ややこしいな) 私の調査によれば…

大人のための隠れ家講座

京橋「100%chocolate-cafe」

愛するジョニー・デップが出演している「チャーリーとチョコレート工場」を早く観に行きたいのですがなかなか叶わず、その気分だけでも味わいにとやってきたのは、京橋・明治製菓本社1階にある、その名も「100% chocolate cafe」。 コルネットやプチクロワ…

大人の幸せ chocolate time

葉山「オランジュブルー」

映画のような恋に焦がれる紳士淑女の皆さん。今日は、恋のキューピッドcipolinaが(←いつから?)、湘南の隠れたデートスポットを一つご紹介いたしましょう。 それは葉山御用邸のそば、一色海岸沿いにあるカフェ「オランジュブルー」。神奈川県立近代美術館…

Here’s looking at you, kid ! (君の瞳に乾杯)

青山「PIADINA」

昨日、青山の日伊協会で行われた「トスカーナワイン」講座(なんと無料)に行ってきました。名門フレスコバルディのワインとあって、教室はもうぎゅうぎゅう詰め。フィレンツェの料理学校・APICIUS(アピチュス)の人が講師だったのですが、試飲までの説明は…

イタリア式ホットサンドを食べに行こう♪

BAR「SUGIYAMADAI−WORKS」

その店は、鎌倉駅から徒歩7分。駅からも海からもちょっと離れていて、東京の人だったら「遠いね」と言い、土地の人だったら「すぐ近く」とよぶ微妙な場所にありました。近所には鎌倉の女の子なら誰もが知っている手芸店SWANYがあるとはいえ、何か用でもない…

Il Mio Bar 

イタリアでの短い留学期間、一番お世話になったのは学校の近くの「bar」です。朝、学校に行く前にカフェを一杯。休み時間に一杯。午後のおやつに、夕食の前にとまぁ一日最低3、4回は通っていたかもしれません。でも何度も行ったのに、最後までちゃんとした…

お気に入りのバール

裏かまのニューカマー?

おまけの写真は、ワイン専門店「deux mille deux」。裏かまにパリの風?しかし、あまりのお洒落さにひるんでしまい、突入ならず。結局、東急ストアのワインコーナーによって帰りました。とほほ。 しかし次こそは必ず!いや、誰か入っていたら入ってみるとい…

kibiyaベーカリー

ジャムを手に入れたらパンもほしくなるのが人情(?)というもの。御成通りから一本脇道に入ったところにある「kibiyaベーカリー」へと向かいました。 看板のネコさんが目印のこのお店。レーズンパンは、外がガッチリとかたく、中はシットリしたドイツの黒パ…

裏かま人気の立役者「ロミ・ユニ・コンフィチュール」 

久しぶりに地元の友達と鎌倉を歩きました。休日の鎌倉は大変な混み合いなので、待ち合わせは「裏駅」で。八幡宮に通じる改札と反対側の出口を、地元では「裏駅」とよんでいて、御成町あたりは通称「裏かま」(裏鎌倉)という名で親しまれています。今日はこ…

裏鎌倉を歩きませんか?

Mantova「旅立ちの朝」

旅立ちの朝、スーツケースの車輪が割れました。う、うごかない。ピンチです。あわててマントバの町に買いに走り、一回り大きくて、そして軽いものに買い換えました。 でも、暑いフィレンツェや、石畳のフェッラーラ、北イタリア中をともに旅してきた傷だらけ…

「おとぎの国マントヴァ」

約2ヶ月にわたって書いてきました北イタリアの旅も、いよいよ大団円。マントヴァの町でお別れです。 マントヴァは、運河に囲まれた中世の町。塩野七生さんの「ルネッサンスの女たち」にも登場するイザベッラ・デステの嫁ぎ先です。 北イタリアの地方都市に…

Mantova「素材への愛?」

写真は、さわやかな夏の香りを感じる「えんどう豆のリゾット」。「Dal Pescatore」で使われる野菜や果物の多くは裏の畑で栽培されています。そこには、アヒルや鴨も放されているそうで、メインの「鴨の胸肉のロースト」は文字通り地鶏(地鴨?)。自分たちで…

マントヴァ名物「カボチャのトリテッリ」

マントヴァはマスタードの原型である「モスタルバ」の産地としても有名で、メインの料理やチーズを食べるときには、このモスタルバが添えられてきます。 モスタルバは、野菜や果物を砂糖で煮込んで白からしを加えたもの。野菜の他に、スイカやオレンジなどの…

Mantova「世界一のマンマの味」

イタリア最後の晩餐。道に迷い、畑の中で遭難しかけながらたどり着いたのは、マントヴァから25キロ、ルナーテ村というところにある「Dal Pescatore」です。 着替えてくる暇がなかったので、車の中であわてて靴を履き替え、ジャケットを羽織ります。言葉がう…

「Dal Pescatore」(ダル・ペスカトーレ)

「最後の晩餐・DAL PESCATORE」(Mantova)

旅行の時の食事、これは一番の楽しみであり、そして最も悩ましい問題です。そのとき食べた料理が、訪れた町の印象まで変えてしまうなんて言ったら大げさでしょうか。 今回のイタリア旅行では、いろいろなスタイルの食事を経験しました。 留学していた一ヶ月…

旅のスタイルその3 食事編

日影茶屋にて

写真左は、金針菜というユリの蕾のお浸し。右は、花のようにかわいらしい秋鮭の鳴門巻です。黄身酢あんを菊の花のようにあしらっていました。 最近、母が入院中のため、元気がなかった父も、美しい料理を前に少し気持ちがほぐれた様子。人間、どんなに落ち込…

菊のおとそ

イタリア話はちょっとお休み。今夜は、菊のおとそを飲みながらしっとりと過ごしましょう。 9月9日は「重陽の節句」。別名「菊の節句」とも言い(9と9にひっかけているのかどうかは不明)、邪気をはらい長寿を祈願する日とされています。 イタリアのズッキ…

重陽の節句に思うこと