cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

朝からワイン?ピエモンテの極楽ワイン生活。

私たちが泊まったMonte d'albaのホテル「da felicin」の朝食は、嬉しいことにフルーツがたくさんありました。旅行中はとかくビタミン不足になりがちなので、切りたてのメロンが嬉しくて何度もお代わり。 「生ハムもあるけど?」と、オーナーのおじさんが厨房…

ワインの前で遠慮は無用

ピエモンテ、ワイン飲みまくりの旅も今日で終わり。締めくくりはバルバレスコです。アルバの町から、ゆるやかな山道を上っていくと、そこは一面のブドウ畑。畑を見下ろす見晴らしのいい場所に、瀟洒な佇まいの農家がポツリポツリと建っています。やはりこの…

バルバレスコ村

トリュフ、ゴロゴロ

「なんだろ、この黒いゴロゴロ!」。 ショーウィンドウには「TARUTUFO FRESCHI」の文字。実はこのゴロゴロした物体、「黒トリュフ」なんです。「これが生トリュフか〜」と凝視すること約1分。隕石かと思っちゃいましたよ。。。 トリュフで有名な「アルバ」…

アルバのトリュフ

ドイツ人はパスタが苦手? 

ここのシェフは、ドイツ語が堪能。そのせいかドイツ人のお客さんが多いようです。ドイツ留学をしていたイベリ子によれば、ドイツ人はパスタの食べ方が下手だから、すぐ見分けられるとのこと。たしかに、皆さん、細いカッペリーニ(細麺)に四苦八苦のご様子…

カボチャの花のフライ

今日の宿は、ハーフボード付き(夕食・朝食付き)のホテル、「da felicin」(一番下の写真)。 夕食は午後8時から、中庭のブドウ棚の下で始まります。宿泊客だけではなく、近くの村からも人がやってきて、補助テーブルが設けられるほどの盛況ぶり。シェフの…

ワイン村の夜 「albergo da felicin」 

グリンザーネ・カブール村のカンティーナ

バローロの11の村の中でも、ひときわ立派なカンティーナをもっているのが、グリンザーネ・カヴール村(Grinzane Cavour)。19世紀の政治家で、ワイン研究家としても知られたカヴール一族の城は高台にあり、そこから見るバローロの景色もまた素晴らしいもので…

バローロ城にて

バローロ村は、100世帯もないような小さな村ですが、そのお城はとても立派です。10世紀から13世紀までこの地を治めていた「ファレッティ家の城」(Castello dei Marchesi Falletti di Barolo)」の中には、見学コースもあります。 でも、お目当てはもちろん…

霧色のブドウ

ワイン畑でゆれる重そうなブドウたち。できれば一粒つまんでみたいけれど、グッと我慢のcipolinaです。 うす緑色のこのブドウは「Nebbiolo(ネッビオーロ)」という種類。霧を表す「nebbia」という言葉が語源となっています。 秋の収穫時期が近づくと、深い…

vino,vino,vino! (ワイン、ワイン、ワイン!)

まずは肩ならしの1杯

バローロにある11の村には、それぞれ公営のカンティーナがあって、ワインの試飲ができます。(写真は、ラ・モッラ村のカンティーナ。) 一杯は約2ユーロ(約260円)。特別いいワインを飲む場合のみ、4ユーロ(約520円)。 パンやグリッシーニを出してくれたり…

La Morra村

トリノから南へ80km、ピエモンテ州・ランゲ地方は、イタリア有数のワイン産地! ワインの銘柄にはからっきし弱い私でも、「バローロ」「バルバレスコ」と聞けば、思わずノドが鳴るというもの。 近くには、白トリュフの産地「アルバ」、スローフード発祥の町…

美ワインの丘、バローロ

ズッキーニの花のフライ

「Villa Novecento」のもう一つのお楽しみは、リストランテ。 写真は、「ズッキーニの花のフリット(フライ)」。チーズが詰まった「花のフライ」は私の大好物で、「fiori(花)」と「fritto(フライ)」の二文字が目に入れば、迷うことなく注文してしまいま…

「Villa Novecento」

イタリアでのホテル選びはいつも悩みの種。同じくらいの星がついたところを選んでも、当たりはずれが激しくて、ハズレたことも数知れず。最近はインターネットで情報収集できますが、それでも現地に着くまではドキドキです。 でも、クールマイヨールで泊まっ…

思い出のホテル

アルプスの花たち

アルプスの山を歩くと、可憐な花々に出会います。近くに寄らなければ分からないような小さな花たち。 スイス・オーストリアでもアルプス歩きをしたことのあるイベリ子は、実は高山植物マニアだったようで(←知らなかったけど)、モンテ・ビアンコの植物園が…

麗しのマッターホルン

やってきました。チェルビーノ(マッターホルン)。 今日は快晴。山歩きにはもってこいの天気です。朝一番に、アオスタの渓谷の奥にある「Breuil-Cervinia」(ブリュー・チェルビニア)の町へと、車を走らせました。 ここは、標高が高く夏でもかなり涼しいと…

名峰チェルビーノ(マッターホルン)にて

カフェ・シェケラートで一休み 

町はグルリと一周しても1時間半ほど。歩き疲れたらカフェ・シェケラートで一休み。氷と砂糖を入れてシェイクされた冷たいエスプレッソは、カクテルグラスに入って出てきます。上の方が細かく泡だっていて、それがなんともいえずオイシくて。今回の旅行で、何…

アオスタ、夢の跡

アオスタのある「Valle d'Aosta」(アオスタ渓谷の州)は、人口11万6千人。イタリアで一番小さな州です。別名「アオスタのローマ」ともよばれ、ローマ時代からの遺跡が数多く残っています。 私たちが泊まっているクールマイヨールからは車で30分ほど。チェル…

ローマ遺跡の残る町

ミシュラン一つ星「Vecchio Ristro」

今日は、アルプス地方のおいしいお話。 北イタリアの「アオスタ」は、モンテビアンコとチェルビニア(マッターホルン)の中間にあり、ローマ時代から続く美しい町。今日はこの町の「Vecchio Ristro(ヴェッキオ・ビストロ)」というミシュランの一つ星で夕食…

アオスタのリストランテ

 久々のバゲット♪

そして、フランスと言えば「バゲット」! 1カ月半ぶりに手にしたバゲットは皮がパリッとしていて、それはもうトレビアン(←おぉ、フランス語だ)。 そして、そんなつもりはなかったのに入ってしまったパティスリー。カシスのムースとチョコレートケーキ、フラ…

コアントローのクレープ

でも、トンネルを抜けると、どしゃぶりの雨。10分おきに降ったり止んだりの天気のせいで、モンブランの頂上は厚い霧に包まれたまま。 クールマイヨール側から見た時より、氷河がずっと近くに見え、そびえ立つ山々は、雄々しく近寄りがたいオーラを放っていま…

国境を越えて

モンブラン・トンネルを通ってイタリアからフランスへ国境越え。クールマイヨールからシャモニー間は、長さ11.5km、時間にして20分弱のごくごく短い旅です。 トンネルの入り口でお金(往復35ユーロ)を払うと、「最高速度70km,車間距離150m」と書かれた注意書…

シャモニー・モンブランの甘い一日