2009-01-01から1年間の記事一覧
今日は金沢で出会ったうまかもんの話を。一番の思い出は、「小松弥助」さんのお寿司。ご主人の森田さんは今年喜寿を迎えられたとのことですが、つややかな頬、鮮やかな手さばき、お年よりずっとずっとお若く見えます。魚が好き。人が好き。そんなお人柄がに…
金沢で出会っためんこいお菓子たちのことをご紹介したいと思います。写真は↑、南保商店さんの「福だるま」。お腹に「福」の文字が踊るご機嫌なボーイズたち。よく見ると一人ずつ微妙に表情が違います。右から4番目、ちょっとニヒルな彼がワタシの好みです(…
10年ぶりの金沢でございます。駅は近未来的なデザインへと生まれ変わり、21世紀美術館という素晴らしい美術館もでき、さらに美しく魅力的な町になっていました。以前はなんとも思わなかったものに心をひかれたり。。。年齢を重ねてもう一度同じ町を訪ねてみ…
昼間は暑さが残っているものの、朝晩は涼しく、空も風も急に秋めいてきたように感じます。まだ夏がけで頑張っていますが、そろそろ耐えられないかも・・・(←毛布出そうよという)。シルバーウィークの間に、布団と衣替えをしなくちゃ。そしてこれを機に着な…
えー、今日は島根にいった話などを。実にはずかしいことですが、ワタクシ山陰地方にはとんとうとく、最近まで鳥取と島根の位置関係も間違えるといったぐあいでして。。。(山陰地方の皆様すいません)。ここ数年何度か旅行する機会があり、境港や米子がどっ…
今年はバービー誕生50周年だそうで、パリでも様々なイベントが開かれています。3月にはギャラリー・コレットで。そして4月にはギャラリー・ラファイエットで、カール・ラガーフェルド、クリスチャン・ラクロワ、ジャン・ポール・ゴルティエなどが衣装を担当…
ビアリッツからパリまでの帰り道は電車で5時間。路線図を眺めていたら、中間地点あたりに「ボルドー」の文字が。ボルドーといえば「カヌレ!」。(いや普通はワイン??)。ちょこっと寄り道してみることにしました。 写真上は、老舗菓子店・「ANTOINE(アン…
さ、バスクの旅も今日で終わり。ビアリッツからバスで20分ほど、山側にあるバイヨンヌにやってきました。海側のビアリッツとはまた雰囲気が違い、城壁に囲まれた静かな町です。 バイヨンヌは、フランスにおけるチョコレート菓子発祥の地。16世紀後半にスペ…
本場のガトー・バスクとガトー・ベレーを食べたい! そんな思いにかられて、はるばるバスクまでやってきたわけですが、いざどこで食べるかという段になると悩むこと悩むこと(苦笑)。 トップ写真は、↑ミールモンの「ガトー・ベレー」。バスクはベレー帽発祥…
だいぶん間があいてしまいましたが、バスク旅行の続きを書こうと思います。まずはビアリッツから。前回「サン・ジャック・ド・リュズ編」はこちらでどぞ → 「バスクの旅1・サン・ジャン・ド・リュズ編 - CIPOLINAの甘い生活」 ビアリッツはパリから電車で約5…
ブルーベリー生産者の方からご依頼を受けまして、ブルーベリータルトの教室を開きました。ちょうど夏休み&お盆がということもあり大勢の方に参加していただきました。男性も三割ほど。9歳の男の子から60歳代の方まで幅広い年代層の方が集まり、和気藹々と楽…
アラン・デュカスの学校「ECOLE DE CUISINE」のことをもう少々。 力強く存在感のあるリッツのデセールに対し、軽やかでスタイリッシュなアラン・デュカス。まったく違うタイプだけれど、どちらも古典的なフランス菓子がベース。朝は、タルト、アイス、ギモー…
途中まで書いた日記の写真があがらず、そのままパソコンがフリーズ。再立ち上げしたら書いた文章まで消えてしまいました。んがー(怒)。 しかしこのまま書かないでいると一ヶ月くらいサボってしまいそうな気がするので、違う内容でエントリを。 写真↑は、帰…
帰国しました。長い長い夢をみていたような二ヶ月半でした。前半は精神的にも肉体的にもきつく、苦しくて悔しくて毎日のように泣いていました。好きでいったくせになんですが、パリなんか嫌いだと何度つぶやいたかわかりません(すいません)。 「涙を使い果…
今日はLA FETE NATIONALE(国祭日・パリ祭)。昼間はパレードが行われていたためシャンゼリゼやリボリ通りなどメインの道は通行止め。普段は5,6分でぬけられるところも大きく迂回して歩かねばならず朝からへとへと。でも、それ以外の場所は人が消えてしまっ…
いままでたいへんなことばかり書いていましたが、パリでのご飯は充実しています。そうここは食の都。お菓子以外にも楽しみがあります。ごめんなさいごめんなさい。やっぱり人間「塩」とらないと。ねぇ? (うんと言って) 朝は、シェフのおともで地下のブー…
私のリッツでの試験のひとつは、MACARON CARAMEL BEURRE SALE(塩キャラメルのマカロン)でした。 「はじめる前に、君にひとつ質問をしたいんだ。マカロンはどんなイメージ??」とシェフ。 「美しくエレガントなお菓子。パリのイメージです」 「僕もマカロ…
先週末からいくつかのアトリエに参加しています。中でも印象的だったのは、リッツのシェフが紹介してくれた ”ecole des cuisine d'alain ducasse”。 ここはalain ducasse(アラン・デュカス)の学校。最新の設備と技術が学べるとプロの人たちも通い(初級か…
フォトライフの調子が悪く、新しい写真を載せようとすると、以前書いた日記の写真が変わってしまうという不可思議な現象が・・・。気になるけど直している時間もないのでそのまま放置ってことで。前の日記の写真が変でも気にしないでください。すいません。…
パリからTGVにゆられて5時間。BIARRITZからバスに乗り換えて40分。フランス南西部バスク地方にある海辺の町、ST-JEAN-DE LUZへといってまいりました。15分も車で走ればスペイン国境。太陽のきらめき、海 の青さ、吹き渡る潮風。パリでの6週間半は地下…
怒涛のスタージュ一週間。フランス語は話せなくても英語ができれば大丈夫。という話は嘘でした。えぇ、1から10までフランス語。計量の数字だけは間違えないように気をつけました。それを間違えたら・・・ぷるぷる。(恐怖)。 学校のシェフたちが、一日に二…
Examanはいろいろありつつも、なんとか終わりました。一生分の涙と汗を使い果たした一ヶ月でした。フランス語は相変わらずひどいもんですが、「mechante」(意地悪)、「Ce n'est pas ma foute」(私のせいじゃありません)だけはしっかり覚えました。自分の…
明日は、2度目のEXAMAN(卒業試験)です。どうかうまくいきますように。どうか手が震えませんように。 写真はクグロフ。アルザスのオールドレシピはトップにアーモンドがついているのがお約束なんだだそうです。
パティスリーの授業も後半にはいり、おそるべきスピードで授業がすすんでいます。「メモは禁止。見て。とにかく見て。あなたの手はメモをとるためではない」とシェフからの渇。それ以降びびってメモがとれなくなってしまいました。トラバイユ(はたらけ)。…
授業は日に日に激しさをましています。頭はもとより体もついていけず、二週間で2.5キロやせました。でもいくつものパーツをモンタージュ(組み立て)していくときの静かな興奮。ケーキってなんて美しいんだろうと感じる幸福感。いつかこの日々をなつかしく思…
日曜日の朝、ヴァンヴの蚤の市(15区)にいってきました。有名なクリニャンクールよりは小規模で、比較的安全といわれるこの市。真剣に掘り出し物を探す人、コーヒーを飲んだり、りんごをかじりながら、おしゃべりに興じる人たち。青く澄んだ空の下をのんびり…
happy birthday for me. nihonngo ga utenai sonna asa. photo;Cake au chocolate et framboise! パソコンの調子がやっとなおりました。大変失礼いたしました。 えー、今週はchocolate weekでした。写真は「Maracaibo au cassis cake」。「ココ・シャネルの…
なかなかブログをあげる時間がないのですが、月曜日から学校が始まりました。初日は手が震えるほど緊張してして、わたしゃこのまま壊れるんじゃないかと思いましたけれども・・・。ま、なんとかかんとかやっています。 この3日間は、朝から夜までひたすらキ…
15日(金)は最高14度、16日(土)は17度。雨がふったりやんだりの不安定なお天気が続いています。空模様をみながら、いそいで買出し。色気のない話ですが、トイレットペーパーや洗剤、シャンプーなど日常品をどさどさと。行きは下り坂で帰りが上り坂。逆だ…
前回のパリ留学のときにお世話になった奇跡のメダル教会(Chapelle Notre-Domme de la Medaille Miraculeuse)を訪問。朝のミサに参加し、二ヶ月間無事にすごせるようにとお祈りしてきました。でも仲良くしていただいたシスターはベトナムに異動されたとのこ…