cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

四国

GO!GO!カツオ料理

高知県に来たのは今日が初めて。「せっかく来たからカツオを食べておくか」という軽い気持ちでした。しかし、一皿目から悩殺されっぱなし。そのメニューとは。。。 まず、トップ写真は、「一豊寿司」と呼ばれる押し寿司。カツオのたたきの下には、ニンニクの…

カツオに目覚めました

ワタクシ、今までカツオを甘く見ていました。好きでも嫌いでもなく、年に1,2回食べる程度。「カツオのたたき」くらいしか料理もしらず、その評価も「ふつう」。 知らないと言うのは怖いことです。あまりにも身近にありすぎて、そのおいしさに気づかなかった…

高知の日曜市

高速からみえる山々はうっすらと雪化粧、今年一番の寒さです。 さすらいの旅人cipolina(?)、本日は、高知の「日曜市」にやってまいりました。 高知城の追手門からのびるおよそ1キロの道筋には、真っ赤に熟したトマトや南国土佐のフルーツ「水晶文旦」を…

田舎の隠れ家・「L'AIR SACRE」

「イギリスのご飯はおいしくない」。そんな風に言う人が多いのは残念なことです。 でもそのイメージは間違い。なぜなら、イギリスには、ローストビーフやミートローフ、野菜のキャセロールなど、オーブンやお鍋を使ったイギリスならではのお料理がたくさんあ…

道後、徒然なるままに 

左下の写真は、本館の塀を飾る50羽の白鷺の一つ。実は屋根の上にも一羽。傷ついた白鷺が傷をいやしたことから、温泉が発見されたという言い伝えがあるのだそうです。 最後になってしまいましたが、温泉のお湯はかなり熱めでした。長くは入っていられません。…

迷宮の湯屋

街のシンボルでもある「道後温泉本館」は、三層楼塔屋付きの威風堂々たる姿。明治以降、次々と増築を重ねた巨大な湯屋は、急な階段があちこちにあらわれ、曲がりくねった廊下が部屋をつなぐ、映画さながらの迷宮の世界です。 奥には皇族専用の御召湯もあり(…

坊ちゃん電車にゆられて

映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった「道後温泉」は、日本最古の温泉とも言われる場所。松山から道後までは、車でも10分ほどですが、市内をトコトコとかけていく「坊ちゃん列車」にゆられて向かいます。 小説「坊ちゃん」の中で、「乗り込んでみると…

四国中央「料亭即今」

「鱧(ハモ)」というと夏のイメージですが、実は秋の鱧も脂が乗っていて、どうしてなかなかのもの。 トップ写真は、四国中央の「料亭即今」でいただいた土瓶入りの「鱧のお吸い物」。骨からとった出汁の香りがフワリと鼻腔にぬけ、澄んだ旨みが体にしみわた…

おか泉の「冷天おろし」

こんぴら参りのあとは、お楽しみの「うどん」♪ 参道のお店もいいけれど、今日お薦めしようと思っているのは、瀬戸大橋の近く、宇多津町の「おか泉(おかせん)」。 ここの「冷天おろし」は、そりゃもう最高。 冷たくひきしまった麺にあつあつの天ぷら。そこ…

コンです 

コン♪ こんばんは。犬の「コン」です。 その昔、こんぴら参りに行けないご主人のかわりに、トコトコと旅をした僕たちのことを、人は「こんぴら狗」とよんでいました。 今は、すっかり隠居の身。ここを参拝するたちが、ちゃんと785段の階段をのぼっていけるよ…

「山越」の釜玉山かけ

小麦粉と塩と水。たったこれだけの材料なのに、圧倒的な個性を放つ「さぬきうどん」。 作り方は、ほとんど同じように見えるのに、一軒一軒で味も食感も違うから不思議。 さぬきうどんの世界はあまりにも深く、その真髄にせまるには、とにかく食べて食べてた…

ポンジュースグラス?

お皿は砥部でそろえてみました。トップの角皿は先日の展示会で、みかんのグラスは「工房一夢」というところで見つけたものです。 「愛媛」といえば、「みかん」。このグラス、昼はお茶、夜はビールにと活躍していますが、やはり一番似合うのは「ポンジュース…

霧の森大福

ここのところ、ずっと忙しかったので、ちょっと疲れ気味。本日は休息日と決め、のんびりだらりんと過ごすことにしました。 おやつは、愛媛県の東端「霧の森高原」の名物、「霧の森大福」です。 ネット通販で一位に選ばれたこともあるというこのお菓子は、松…

砥部に咲く花

作っているのはどんな人?恐る恐る窯元に電話してみると、今からでも見学できるとのこと。よかった〜。すぐにお邪魔することにしました。 作者は、きよし窯の「山田ひろみ」さん。砥部で唯一の「女性伝統工芸士」だということが、このときわかりました。(あ…

ワクワク器選び 

はじめての町に行く時は、先入観をもたないために、あえてガイドブックを読まないようにしています(←ホントは不精なだけ?)。 特に、焼き物を見るときは要注意。情けないことに「人間国宝」とか「〜賞受賞」の文字をみると、すぐに「へへ〜。参りました」…

cafe「珈町」

南北に細長い砥部町に沿って走る陶街道(国道)沿いにあるCAFE「珈町」は、以前から行ってみたい思っていたお店。民家を移築したような、太い梁、高い天井のゆったりとした店内には、小川が流れていて、和モダンな空間が広がっています。 窯元めぐりの前にま…

和食器で「カフェぐらし」

「カフェぐらし」と名づけられたこの会は、地元の陶芸塾を卒業したばかりのピカピカの新人さんたちの作品を集めたもの。大きさが微妙に不ぞろいだったり、底が少し不安定なものがあるのはご愛嬌。 砥部焼のイメージの垣根を軽々と飛び越え、のびやかな感性で…

砥部焼の新しい風

本日は、四国有数の焼き物の里、砥部町(とべ)へ出かけてきました。砥部町は松山から車で20分ほど。山と渓谷に囲まれたのどかな田園風景の中にあります。 砥部焼いえば、厚みのあるぽってりとしたフォルムが特徴。やわらかな白磁に生える青い呉須模様は、素…

森の国へようこそ(続き)

深い緑の森の中に突如あらわれたスイスの山小屋のようなこのホテル。 白い漆くいの壁に太い梁。吹き抜けのロビーには大きな暖炉が輝き、その柔らかな光を囲むように丸太の椅子が置かれています。 旅の疲れが一気にほどけ、急に空腹を覚えました。久々のフラ…

森の国へようこそ

こんばんは。旅する詩人(?)cipolinaです。 引越しの荷もとかぬままに、旅立ったのは愛媛県松野町。松山空港から車で二時間、細い山道をひたすら奥へ奥へとすすんでいくと、やがてつり橋の向こうに赤い屋根のヴィラが見えてきます。四万十川の源流の一つ、…