cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

裏かま人気の立役者「ロミ・ユニ・コンフィチュール」 

 久しぶりに地元の友達と鎌倉を歩きました。休日の鎌倉は大変な混み合いなので、待ち合わせは「裏駅」で。八幡宮に通じる改札と反対側の出口を、地元では「裏駅」とよんでいて、御成町あたりは通称「裏かま」(裏鎌倉)という名で親しまれています。今日はこのあたりをブラブラとお散歩。
 ほんの数年前までは、紀ノ国屋とフランス菓子の「レ・ザンジュ」くらいしかなかった「裏かま」にも、最近ジワジワと新しい波がきているようです。特に、紀伊国屋の前の道を左折して銭洗い弁天に向かう道筋には、2年ほど前にジャム専門店「ロミ・ユニ・コンフィチュール」ができたのを皮切りに、カフェやデリなどが増え、弁天様参りのおじいちゃん、おばあちゃんに混じって、若い人の姿が目立つようになりました(よかったよかった・・・)。
 日本のジャムブームの先駆けとなった「いがらしろみ」さんのお店には、「カボチャとメイプルシロップ」や、「小布施の杏」、「グレープフルーツとミント」など色とりどりのジャムが並んでいます。まさにジャム好きの聖地。スパイスやハーブを使ったものも多く、組み合わせの妙にうならされます。このドイツ製のweckの容器のかわいらしさに負けて、いくつも買ってしまいたくなるのですが、ぐっとこらえて一つだけ。ローズ風味のフランボワーズジャムを選びました。