cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

cipo助、築地で失敗の巻(ごはん日記)


  おいしいお店を見つける達人なんて、ほんとにいるのでしょうか。成功の数だけ、絶対失敗していると思うのですが・・・。まずい、ってハッキリ言ってくれる裏グルメ本があればいいのに。「行ってはいけないお店100軒」とかね。そういうのはやっぱり差しさわりがあって出せないのかなぁ。

 最近手にした雑誌3冊が、みーんな「築地特集」を組んでいて、見目麗しいお寿司や海鮮丼がこれでもかと誘惑のまなざし。師走の築地は混んでいるだろうなと思いつつ、性懲りもなく出かけてまいりました。
 ワタクシ、築地の近くに勤めていたことがあるので、以前はお昼を食べにちょこちょこきていました。だからなんとなーく、油断していたんですね。「私が築地でハズスわけがない」と。この慢心が不幸の始まり。
 せっかくだから行ったことのないお店にしようと、場内にある「仲家」へ。お店の前にはられたメニューの写真も、見るからに新鮮そうなトロやウニ。朝の10時半なのに、行列もできていて、これは期待できそうとホクホクしていました。
 頼んだのは、トロ・マグロ・ウニの三色丼。でも一口食べたら、お刺身がシャリシャリ。え、シャリシャリ?。そう、まだ半解凍状態なんです。
  新しいお店の開拓はいつも危険との隣り合わせですが、期待度が高かっただけに、ショックも倍。心に空しい風が・・・。ひゅるる〜。
 でも失敗の次は成功があると信じて、めげずに明日も食の旅。ごーごー。
     
 上が、問題の「どんぶり」(1800円)。心も凍る冷たさでした。