名画を堪能の午後

　せっかくの金曜日。テストも終わったことだしと、アルノ川の左岸、ピッティ宮殿内にある「パラティーナ美術館」（写真）まで行ってみました。

　ここはラファエロやティッィアーノなどルネッサンスの名画が収蔵されています。ウフィッツィ美術館ほどではないにしろ、予約しないと夏は入れないほどの人気美術館と聞かされていたのですが、この日は、すんなり入れました。時間が午後の２時半くらいで、一番暑い時だったから、人が少なかったのかもしれません。

　一部屋の絵の数がものすごく多く、ラファエロもカラバッジョもその中に埋もれるように、無造作に飾られている感じです。絵との境界になるロープもごく近くに張られているので、手で触れられそうな位置で、名画を堪能できます。

　クラスメイトによれば、ピクニックランチを持って、ボーボリ庭園で食べるのも楽しいとのこと。せっかくここに滞在しているのだから、そんな贅沢な時間の過ごしかたもいいかも。美術館の窓から、お庭を眺めつつ、日曜日にでも散歩にこようかな。