cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

海老プリップリの「紫星軒」(ジーセンヒン)

 返還前には、まだ多く残っていたワゴン式の飲茶。でも最近は、このワゴンタイプのお店が減ってきているそうで、今回行った2軒とも、鉛筆でチェックを入れて渡す「オーダー式」でした。
 実物を見ながら、あれやこれやとウキウキ頼めれば苦もないのですが、漢字だらけのメニューを前に眉間にシワ。シワ。シワ。うぅ、わからん。誰か助けて〜。
 さてさて、香港生まれの6人の点心師が腕をふるう「紫星軒」は、庶民的な雰囲気ながら、高級店顔負けの繊細で上品な点心が楽しめると評判のお店。2005年には香港の料理人に与えられる最高の「金賞」を受賞したそうです。
 香港のランチタイムのピーク(13時〜14時)に引っかからないようにと、12時半に出かけましたが、すでに行列待ち。地元の人ばかりで、期待できそうです。でも香港人しかいないということは、中国語メニューしかないというわけでして・・・。ドキドキ・・・。とりあえず名前だけ書いて、1時間後に出直しました。
 お店では案の定、メニューに四苦八苦。ほとんど当てずっぽうで、注文したのはこちら↓。
  
 パリパリの春巻きのつもりで頼んだ「スープ入りの湯葉の春巻き」。そして、何と間違えたのかさえ分からなくなった「細長い海老蒸餃子風のなにか(?)」。
   
 ↑は、ようやく当たった「大根もち」。板状ではなくて、コロコロとした賽の目型。表面がカリッと香ばしく焼けています。干し海老のだしが効いていますが、ピリ辛の味噌をちょっとつけると、さらに美味でした。
   
 して、これは何?豚まんか?UFOか?白い爆弾か?
 と、思いきや、
    
 じゃじゃーん。中身は、タマゴのしろみ&ホタテ&コーンのチャーハンでした。(よかった。)
 パラパラの仕上がりに感涙。日本のおコメはそりゃ最高だけど、チャーハンはやっぱり中国のおコメじゃなきゃダメよねと痛感。 
  もうひとつ、写真を撮り忘れたのですが、カスタードまんじゅうのつもりで頼んだ「かぼちゃと小豆のカステラ」というのもありました。あは(^^;)
     
  正解率50%。出てきてビックリ、あたればラッキー。こんなん頼んだっけ?と首をかしげることの連続でしたが、出てきたものは全部おいしくて、一回目の飲茶は大満足のうちに終了しました。
 さて、また歩いてカロリー消費しなくちゃ。えっほ、えっほ・・・。

「紫星軒」(ジーセンヒン)→ 2F、Express by Holiday Inn, 33 Sharp Street East,Causeway Bay(タイムズスクエアの裏)/ TEl:3162-7788 / 7:30〜24:00(飲茶〜16:30)/無休