cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

心の中の女の子

「女の子って呼ばれるのは何歳までなんだろう。」。
昔読んだ柴門ふみの「Age35」で主人公がつぶやいていたセリフ。その時は分からなかったけど今はわかる。いくつになろうと、見た目がどうなろうと、女の子は、死ぬまで「女の子」。
 先日、バレリーナの森下洋子さんが、テレビのインタビューに答えてこう言っていました。「55歳の今が一番無邪気に踊れるの。歳をとるごとに少女の気持ちに戻っていくみたい」。
 今日「タオル美術館」に来て、そんなことを思い出しました。ここは、大人のふりをした少女たちが、淡い記憶をたどっていく、アリスの「うさぎの穴」みたいな場所かもしれません。