cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

「ル・ブルターニュ」

「粉」が好きです。って言うと、なんだかあやしい人みたいですが(?)、粉を使った料理やお菓子にひかれます。あのサラサラの粉が、水分や油を加えることで、何百通りにも変化していくことが、毎度奇跡のように思えるのです。
 神楽坂駅から毘沙門天の方に歩いていく道の途中を曲がったところにあるこの「ル・ブルターニュ」のクレープは、時々無性に食べたくなる「粉もの」の一つです。そして、合わせる飲み物は、もちろんシードル。辛口のリンゴと洋なしのシードルを一杯ずつ飲むと、いつでも「ボンソワール」と言えてしまいそう。(←言わん、言わん)
本日食べたガレットは、ジャンボン(ハム)とチーズに半熟の卵を落としたもの。真ん中の具がたっぷりのったところのおいしさは言わずもがなですが、具がのっていない外側のパリパリしていているところも好き。端っこの部分で卵の黄身の部分をすくいとるようにして食べるのが、ひそかな喜びです。
 ガレット一枚食べればお腹いっぱい。でもデザートのクレープもはずせません。いろんな種類があって毎回迷ってしまいますが、いつも頼んでしまうのは「塩キャラメルとバニラアイス」の組み合わせ。今日はさらに焼きバナナをつけてしまいました。むは〜。幸せ。塩気のあるキャラメルのおいしさと言ったらもうもうもう・・・。
お店は、神楽坂と表参道にあってどちらも同じメニューですが、神楽坂の方が、同じシェフ(フランス人)が焼いているので、焼き方が常に安定しているような気がします。また日仏会館が近いせいかフランス人客が多いので、よりフランスの雰囲気を感じたい人には、神楽坂をおすすめします♪ 塩キャラメル、是非食べてきてね。(誰に言ってるんだ・・・)
追記:卵のせを頼む時は「半熟で」の一言をお忘れなく。(←by.トロ卵好き)