倉敷「蟲文庫」
倉敷で一度行ってみたいと思っていた場所の一つが「蟲文庫」。コケとネコとカメを愛する本好きの女の子(田中さん)が、13年前に始められた小さな古本屋さんです。
ワタシは、古本の世界についてはさっぱりなのですが、田中さんのブログ「蟲日記」のファン。
真面目で可愛らしいお人柄がホノボノと伝わってくる文章ですが、コケへかける情熱は生半可なものではないと推察。古本屋の店主にしてコケ観察者(コケのためにお店を休まれることもあるようで)。しびれる・・。
酵母菌を飼う身としては共感するところが多々あり、読むのを楽しみにさせていただいております。
お店は阿智神社のそば。白壁の古い町並みのはずれに、「ムシ・ブンコ」と木の看板が立てかけられています。暖簾をくぐると、奥の番台で眼鏡をかけ、正座をして机に向かわれている田中さんの姿が。
そして、たくさんの本の中に「コケ・ブンコ」を発見。ちょっと感動して買いそうになりました。見てもわからないだろうけど記念に(?)。日々コケを観察されている顕微鏡もありました。おー、あれが(萌)。
なつかしい絵本や、1960年代〜の暮らしの手帖など、じっくり見たいものがたくさんあったのですが、お腹を空かせた友人が後ろで陽炎化していたので、急いでお昼に行くことに・・・。
しかし、GW中の倉敷はすごい混みようでした。味噌カツを食べる予定がとんでもない行列。で、結局蟲文庫のすぐそばまで押し戻され、feliciteというカフェでマフィンサンドを食べました(またパン・・)。
※おまけ写真↓。ちかれました。倉敷は人の少ない平日に行くべし。