TIRAMISU
今日はご報告が。
一ヶ月半前に受けた製菓衛生師試験の発表があり、「合格」しました。絶対落ちたとあきらめていたので、もぅもぅもーーーーめちゃくちゃ嬉しいです。お〜ん(泣)
そんなわけで、今日は合格祝いもかねてお菓子を作ることにしました。ボローニャ日記がたまりまくっているのですが、ちょっと寄り道。イタリアのお菓子「ティラミス〜♪」に挑戦。
「TIRAMISU」は、「TIRARE→ひっぱりあげて」「MI→私を」「SU→上に」という3つの言葉からできていて、「天国につれていって」という意味があります。なんてカワイイ名前。毎回ティラミスを食べるたびにこの意味を思い出して、ますますウットリするのです。
イタリア中で愛されているティラミスですが、もともとはヴェネト州・トレヴィーゾが発祥。昔「水はトー○のトレビィーゾ♪」なんてCMがありましたがそこ(と思う)。地図で言うと右の上の方(アバウトすぎる説明・・・)
アルプスに近い寒冷地のため、子供やお年寄りに滋養をつけさせる目的で作られたのが始まりだとか。卵とマスカルポーネチーズのフワフワのクリームと、エスプレッソがたっぷりしみたサヴォイアルディ(ビスケット)を重ねたソフトなドルチェは、まさに天にも上るおいしさ♪
ただ、不思議なことにお菓子屋さんやBARでみかけることは稀。食後のデザートという位置づけなのか、レストランあるいは家庭でしか登場しないようです。
トップ写真は、先ほど作ったティラミス。最低でも3時間。できれば一晩冷蔵庫に入れて、クリームとサヴォイアルディをなじませます。そんなわけで、明日までおあずけ。がんばれ〜。おいしくなれ〜(呪文)
シエナの料理学校で習ったレシピとマスカルポーネのフタの裏に書いてあるレシピを合体させた「ci+ramisu」(?)の作り方を簡単にまとめました↓。
イタリアン・ドルチェに失敗はありません。これはこういうもんだと思えば、そういうもんです(笑)。日本では1gの計量にも気を使っているのに、イタリアでは細かい分量なんか気にしなくてもなんとなくおいしいものができあがってしまう。その大らかさが、イタリアンドルチェのいいところだなぁと思います。一口食べたら、天国の入り口が見えるかも???
「TIRAMISU CIPOLINA」の作り方
【材料】【作り方】