cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

パリ・セヴェイユの「マジェスティック」

 チョコレートのお菓子は家では滅多に作りません。っていうか未だ手がだせない領域です。
 この10年くらいのあいだに、製菓用のいろんなタイプのチョコレートが出回るようになって、フランス、ベルギー、イタリアなど、お金さえ惜しまなければ(←すごい高いってことっす)いくらでも良い材料が使えます。
 しか〜し、チョコの扱いって、配合とか温度管理、テンパリングなどなど、慎重を要する工程の積み重ね。ショコラティエは、緻密な計算力と実験に耐えられる理系の人向きだと思います(←一番遠いとこにいる人)。
 本日は「極上のチョコレートケーキ」を求めて、自由が丘の「パリ・セヴェイユ」へ。トップ写真は、宝石のように輝く「マジェスティック」。一口食べたら、頭のヒューズが花火みたいにバンバン飛びました。もしあればですけど、軽く100個は飛びました。ほんとほんと。
 その姿は、立っているだけでエレガント(どっかで聞いたような・・)。そして、チョコレートのベールの下には、ミルクチョコムース、ラズベリー、ピスタチオ、カリカリの何か(?)、リキュールの効いたチョコのジェノワーズが隠れています。
 素材の組みたて方、とろけ方、すべてが洗練の極み。食べながら、本気で涙がちょちょびりました。そして思いました。
 「チョコレートケーキはやっぱり外で買うに限る!!!」
 ま、あらためて言うほどのことでもないんですけど・・・(しかも青字で)。