cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ガレット・オー・ブール

一昨日から、下の前歯が痛くて死にそうです。
 歯医者さんに行ったら、虫歯ではなくて、「昔矯正した歯が動いてきているみたいですね」と言われました。「みたい」というのがあやふやでコワイですが、とりあえず処置してもらって帰りました。
 でも、朝になっても痛みはひかず、薬も効果なし。たった一本の歯のために、何も手につかず何も考えられず・・。頭の中を、フィンガーファイブが(ふるっ)、「じんじんじじん、じんじんじじん♪」とエンドレスで歌っています。
 そして食欲もなし。というかお腹は減っているけど食べられない。カリッと焼けたトーストなんて絶対ダメ。歯にふれただけで「ヒー」。
 そんなわけで、今日は残りパンで「オニオンスープ」を作りました。おそるそるスプーンを口の中へ。おいししいんじゃないかな。おいしいような気がする。味覚も完全麻痺です(泣)。     
 トップ写真は、製菓学校の宿題の1つ、「ガレット・オー・ブール(バタークッキー)」。 フランスブルターニュ地方の郷土菓子で、「GALEETTE BRETONNNE(ガレット・ブルトンヌ」とも呼ばれているそうです。すりおろしたレモンの皮とバニラビーンズの香りがさわやか。型に入れてほっくりと厚めに焼きます。 
 でも味見はおあずけ。とってもおいしそうですが、歯にやさしくないことも確かです。新しい罰ゲーム?? それとも、これを機にダイエットしろという神様のおつげ?? 治るまでじっと我慢の子。やせたらどうしよう(ニヤリ)。