cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

屋島のミステリーゾーン

 日曜の午後、源平合戦の舞台となった檀の浦を見てみようと、屋島の山道をドライブしました。
 坂道の途中で、「ミステリーゾーン」という看板を発見。心霊スポットかと思っておもいっきりスルーしてしまいましたが、家に帰って調べたら「上り坂なのに下り坂に見える」不思議スポットであることがわかりました。
 そういえばたしかに、アップダウンの激しいところがあったような、なかったような(←どっちやねん)。実際に歩いてみると、視覚とのギャップに平衡感覚が狂ってフラっとするらしいです。うわ〜ん。試したい〜。また行かなくちゃ。
   
 次に向かったのは、同じく屋島にある「四国村」(四国民芸博物館)。3万ヘクタールの広大な敷地には、国の重要文化財でもある「旧河野家住宅」、徳島の「かずら橋」(ツルで編んだつり橋・こわかった〜)、丸い形の「砂糖しめ小屋」などが点在しています。道をすすむと、安藤忠雄のギャラリーやイギリス風のカフェもあります。
 写真は、小豆島から移築した「歌舞伎小屋」。300年もの「農村歌舞伎」の歴史を持つ小豆島には、最盛期には30を超える舞台があったそうです。わらぶき屋根の舞台には、回り舞台、すっぽん、セリなどの仕掛けも施されています。この四国村でも、毎年歌舞伎の公演が行われているようです。
    
 
 最後に向かったのは、弘法大師が開いたという「八栗寺」。四国八十八ヶ所の八十五番目のお寺です。    
 山の上のお寺までは、オレンジ色のケーブルカー(トップ写真)に乗っていきます。急斜面をトコトコトコト。
 お店の前の椅子に腰掛けているよもぎ屋のおばあちゃん、ススキの道、遠くなっていく町並み。しみじみと旅情にひたりたいところですが、車内に流れる地元の民謡(演歌?)がそれを許してくれません。レトロな電車の中は、ミステリーゾーン?おかしくて、やがて一緒に歌いたくなります。は〜♪こりゃこりゃ。

 
   
 写真は山田家の「ぶっかけうどん」。香川にきたら、しめは「うどん」じゃなくちゃね。いや朝からでも、いや昼でも夜でもおやつでも・・・。うどん命です☆