cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

表参道イタリアン「felicita」

 イタリア在住経験があり、いつもおいしいお店を紹介してくださるEさんとKさんにつれられて、表参道のイタリアン「フェリチタ」へ行ってまいりました。
 イタリア通のお二人が、最近ごひいきにしているというこのお店。表参道の駅から歩いて2分ほど、フルーツタルトが有名な「キルフェボン」のそばにあります。
 小さな真鍮の表札に名前が掲げられているだけの一軒家風の佇まい。目立った看板はないため、気づかずスーッと通り過ぎてしまう可能性も大です(あせっ)。
 1階はBAR、2階はカジュアルダイニング、3階がリストランテになっているそうで、今日はパティオ(中庭)のある3階でお食事をいただきました。
 ワインもお料理も少しずつたくさんいただきたいというワガママな要望に、ニッコリと応じてくださるのは、素敵なソムリエNさん(←独身と聞くと話を聞く姿勢にさらに身が入る!?イタリア語のAちゃんとYさんに早く教えなきゃ^^)。
 「前菜の小芋のニョッキのフリットに合うよう、大地の香りがするワインを」「バターの香りの赤座エビとリコッタチーズのラビオリには、ほんのり乳の香りのする白を」。
作り手の「手のひら」を写した秘蔵写真も交えながら、ユーモアたっぷりに説明してくださるので、ワインがよりわかりやすく、深く印象に残ります。
 にんにくの代わりにショウガを使ったホタルイカのパスタ、砂肝やノドグロを使ったお料理など、イタリアンには珍しい食材を大胆に使ったメニューの数々を堪能しながら、ワインの講義も受けられるという「la cena felicita」(幸福な晩餐)。
 飲んで食べて笑って、気づいたら、なんと4時間もたっていました。
 「次も絶対ここにつれてきてください!!」。EさんとKさんにしっかりお願いをしてから、終電に間に合うようダッシュで帰りました。
 トップ写真は、デザートのティラミス。そして下は、イチゴとマスカルポーネジェラートを層のように重ねた「なんとか(?)」というデザート。どちらもすっごくおいしかったことを付け加えておきます。