山菜おこわ
七草粥の日ですが、なぜか「山菜おこわ」。トップ写真に、お菓子をのせないのは久しぶりだなぁ。
でもこれ、和菓子の授業の必修なんです。「おこわのカテゴリーって和菓子なの?」と、ちょっと意外な気もしますが、そういえば、甘味処の店先には、お赤飯とか栗おこわとかが並んでいるなぁと納得。
和菓子には「蒸す」という工程がすごく多く、この加減がわからずに、ずいぶん泣かされましたが、最近ようやくコツがつかめてきました。一回の失敗でヘコまずに何度も繰り返す。これは、どんなことにおいても大事だと改めて感じました。
家には、「蒸籠(セイロ)」はないので、ル・クルーゼの鍋&スチーマーを代用します。すっごくほしくて、でも高くて手がでなかった鍋ですが、22cmのサイズにのみ、付属品のスチーマー(と天ぷらラック)をセットできることがわかって踏ん切りがつきました。いやぁ、和菓子にも使えるし、ほんと買ってよかったな。わはは。って誰に何を言い訳しているのやら不明・・・。
おばあちゃんがいるお家にとっては、きっとおなじみの味。でも、炊飯器で炊いたものしか知らなかった私にとって、「蒸したおこわ」は格別のおいしさです。
もしかしたら私と同じような人もいるかもしれないので、レシピを書いてみました。甘味処でいただくような「おこわ」が作れるようになったら、ちょっと自慢かも?
「山菜おこわの作り方」【材料】4人分
- もち米 300g
- 昆布のだし汁 70g
- 薄口醤油 20g
- 塩 1.5g
- 山菜(水煮) 60g (キノコ類を使ってキノコご飯に応用可能)
【作り方】
- もち米を水洗いし、一晩水につける
- 1はよく水を切って、布巾を敷いた上にあけ、強い蒸気で約20分蒸す
- 大きなボールに漬け汁(醤油・だし汁・食塩)をよく混ぜ合わせ、2を加えてムラにならないように大きく混ぜ、さらに山菜を混ぜ合わせる
- 再度強い蒸気で約5分蒸す
- 蒸しあがったら風をあてながらほぐす