cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

倉敷、夜のお散歩

 先日、夜間照明がはじまった倉敷・美観地区を散歩しました。
 夕暮れ時、倉敷川沿いに並ぶ白壁の建物が、やわらかな光で照らしだされると、蔵屋敷の二階の窓辺に置かれた室内照明が、一つまた一つと燈ります。闇が深くなるにつれ、その姿が川面にくっきりと浮かび上がります。

   

 倉敷の夜を演出したのは、東京駅や愛知万博なども手がけた照明デザイナーの「石井幹子」さん。
 文化財として指定されている美観地区では、新しい照明器具を設置することが許されないため、今まであった街灯の中に新たな仕掛けを施したのだそうです。ほのかな明るさが、闇と白壁のコントラストを際立たせます。
 トップ写真は、倉敷アイビースクエアの敷地内の道を照らす「天使のキャンドル」。
 入り口から続く細い道伝いを天使たちが案内してくれます。光をたどりながらの、そぞろ歩き。行き着いた先は、ツタのからまるホテル。

   

 どこかに忘れてきた何かを思い出しそうな夜。
それはさっき買ったおみやげだったり、あるいは。。。? はっ!

                      
おまけ↓