「Sant'Ambrous(サンタンブロース)」
ミラノ3日目
今日はホテルの朝食をパスして、San Babila駅にほど近いパスティッチェリア「Sant'Ambrous(サンタンブロース)」にやってきました。ウィンドウにはフルーツを上品に使ったケーキがたくさん。先日の「COVA」といい、ミラノのお菓子屋さんはレベルが高い。淡い色づかい、繊細なデコレーションにセンスのよさを感じました(「COVA」についてはこちら→http://d.hatena.ne.jp/cipolina/20050723)。
「サンタンブロース」はチョコレートのトリュフに定評のあるお店。でも、お腹がすいていたので、小さなイチゴタルトとブリオッシュ、そしてカプチーノを頼みました。
タルトもおいしかったのですが、感心したのは「ブリオッシュ」。イタリアのブリオッシュは、形だけクロワッサンで、中身はマーマレードが入っていたり、丸いお砂糖がまぶされた甘いものが多いのですが、ここのお店はシンプルな味。クロワッサンのようにきれいな層ができた生地はサックリしていて、バターのよい香りがします。甘すぎないブリオッシュ、久しぶりだなぁ。ホテルの朝食をパスした甲斐がありました(涙)。
食い倒れの町「ナヴィリオ」
朝ご飯の後、運河が残るナヴィリオ地区に行ってみました。下町の風情が残る川沿いは、週末には市場が開かれ、地元の人で賑わいます。古着やアンティークジュエリーのお店もあり、掘り出し物を探して私もキョロキョロ。
写真下は、ナヴィリオで見つけたパン屋さんのブリオッシュ。焼きたての香りに負け、チョコ入りのブリオッシュとお米のコロッケ(アランチーノ)を買ってしまいました。通りには、揚げたてのエビやタコのフリット、切り立てのハムでパニーニを作ってくれる屋台などもあり、活気にあふれています。
夜は運河にそって立つトラットリアに灯りがともり、ロマンチックなムードに様変わりするんだとか。そう言われてみると、安くておいしそうなトラットリアがあちこちにあります。川に浮かんでいる船も実はリストランテ。(写真上)。ムム〜。ナヴィリオ地区、要チェックです。