cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

自由軒

 「id:pen88さん」のブログでその存在を知ってから、ずっと食べたかった「自由軒」の「名物カレー」。とうとう念願かなって、行ってまいりました♪ フォー。
 明治創業のこのお店。入り口の番台にちょこんと座って出迎えてくれるのは、千と千尋の湯婆婆(ゆばあば)を彷彿とさせる髪型のマダム(←髪型だけです。念のため)。壁には、黄ばんだロートレックのポスターや、故・織田作之助の写真。時計の針が逆まわりして、昭和へ、そして大正へとタイムスリップしていくような錯覚を覚える、レトロでモノクロームな世界です。
 そしてお待ちかねの「名物カレー」。最初からカレーと混ぜ合わされているにもかかわらず、お米は一つ一つが誇らしげに立ち上がっていて、ピカっと光っています。くぼみには卵が一つ。お店のおばさまの指導の下、急いで全体をかきまぜ、そしてソースを少しだけ垂らします。空気をだきこんだ金色のご飯は、フワリそしてトロリとした口当たり。むは〜。感無量です。
 そして、penさんが書いていた通り、「ハヤシライス」は「ハイシライス」と書かれていて、ちょっと笑えました。ハイシライスも気になりますが、隣の人が食べていた「カツカレー」もすごくおいしそうだったなぁ。
 もう一度確かめに行きたい自由軒に、☆3つ。


 ※自由軒本店:大阪市中央区難波3-1-34 月休 名物カレーは650円