cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

 鎌倉 「0467」

        
 信頼すべき情報筋によれば(親戚?)、なんでも一年半ほど前にできたというこのお店。店名の「0467」は鎌倉の市外局番。空間、料理、サービスも含め、新しい鎌倉スタイルを確立し、瞬く間に隠れ家ファンたちの心を捉えたと聞きます。私も今日が初めて。ワクワクします。
しかし、これが遠かった・・・。 駅から鎌倉宮(大塔)に向かって徒歩15分、「岐れ道」の交差点手前、ファミリーマートの先の花屋を曲がって3分、そこからまた・・・と、どんだけ歩かせたら気がすむねんというところにあります。「地元の人の足腰の強さ」にはビックリです。隠れ家ファンの心得その1「体は常にきたえておくべし」。
 建物の外観は、普通の民家です。近所の山田さんの家と言われてもわからないくらいです。ところが中に入ってみると、別世界のようにモダンなしつらえ。白い壁、籐の椅子、土壁が見える高い天井、庭のグリーンもさわやかで、「和+アジアンテイスト」な空間は開放感にあふれています。
 ランチはきちんとした和食(休日はパンブランチ・ともに2100円)のほかに、パスタやキーマカレーなど軽いメニューも用意されています。しかし、特筆すべきはデザートの「レアチーズケーキ」です。三層になったチーズは、コクと酸味がまろやかに溶け合い、口の中でスーッと消えていくようななめらかさ。普段はベイクドチーズ一辺倒の私も、このレアチーズにはメロメロになりました。ライトアップされるバータイムも大人の雰囲気が漂ってステキなんだとか。次は是非夜に訪れたいと思います。
 誰にも知られたくない、でも誰かに教えたい、そんな迷いもまた「隠れ家」を見つけた時の楽しみです。皆さんの隠れ家話、今度こっそり教えてください。
        
※本日の隠れ家「0467」:鎌倉市西御門2-1-13/0467-24-8739