くり虫、小布施に行く
9月初旬、くり虫の血がにわかに騒ぎ、栗の里・小布施へ行ってまいりました。
我が家からは車で片道4時間半。日帰りで行くには遠路ではありましたが、栗のためならなんのその。
写真↑、竹風堂さんの「栗みぞれ」。粗めにひかれた氷にたっぷりの栗あんと栗みつ。シンプルながら栗の味を堪能できる一品。くり虫、至福の時でありました。「栗みぞれ」は10月末までいただけるそうです。
小布施は、北斎とゆかりのある町。岩松院には89歳の時に描いた天井画「大鳳凰図」*1が残っています。160年前の作品とは思えない鮮やかな色合い。絵の中にある「隠れ富士」を探すのがお楽しみであります。
栗の木が埋め込まれた「くりの小径」、栗のジェラートに、栗のソフト、栗あんみつ。ウィンドウに並ぶお菓子をじっくり観察。観光客で賑わう小さな美しい町をそぞろ歩き。
お昼は、竹風堂さんで「栗おこわ定食大盛り」。い、生きててよかった(涙)。
帰り道、「牛にひかれて善光寺」さんへ。「牛みくじ」をひいてきました。
おしりのところに、おみくじ。かわいいお姿にやられました。
おみやげは、かき氷にも使われていた竹風堂さんの「栗みつ」。はちみつなのかなぁと思ったら違いまして、栗を長く漬けておいた蜜(シロップ)だそうです。栗の香りがふんわり。トーストやホットケーキ、アイスクリームにかけていただいております。
小布施堂さんの「まろやかのこ」。大きな栗がごろんと入った栗ペースト。どうやって食べようかなぁと悩みながら、ちょっと味見。ちょっと味見。と、ちびちびなめていたらあっという間になくなりました。ノーーーーー。
小布施、いつかまたきっときっと。
*1:「大鳳凰図」:写真は「e-小布施.com」 さんよりお借りしました