cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

Carrot Cake


 オリンピックの開会式に女王陛下が007のエスコートで乗り込んだと聞いて、あわててYOUTUBEをチェック(NHKのダイジェスト版ではそのシーンはカットされていました)。はぁぁ、コーギー可愛かったですねぇ。デスクにダイアナ妃の写真が飾ってありましたねぇ。そして飛んじゃいましたねぇ。ひらり〜と。永遠に語り継がれるボンドガールの誕生。女王陛下の勇気とお茶目さにすっかり参ってしまったのでした。


 そんなイギリスに敬意を表し、今日のおやつはCarrot Cakeです。レシピは、ロンドンからパリに進出し大人気となったデリ&カフェ「ROSE BAKERY」さんを参考にしました(→こちらにレシピが)。
 美味しいものが少ないというイメージがあったりなかったりするイギリスですが(あれ)、スコーン・マフィン・ブラウニー・キャロットケーキなどなど。お茶菓子に関し言えば、ヨーロッパのどの国よりも充実しているように思えます。シンプルだけれど毎日食べても飽きないお菓子。前述のROSE BAKERYのオーナー、ローズ・カッペリーニさんは著書の中で、「お店を有名にした立役者はキャロットケーキだった」と語っています。なんでもない日のごちそうは特別大げさなものではない。できたてのケーキや料理が並ぶ風景は人を自然とくつろがせる。それはもう一度帰ってきたいと思う風景。永遠に愛されるものとは何か。イギリスの人はそれを知っているような気がするのであります。