cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

はじめての北京


 「死ぬ前に一度は万里の長城を見たいわぁ」。と、とっても長生きをしそうな顔で(?)、母が申すので、北京三泊四日の旅へ出かけてまいりました。あまり欲張らず、(1)万里の長城をみる(2)天安門広場にいく(3)北京ダックを食べる。この三つがかなえばいいねぇという気楽な計画。5月の日中の気温は23〜26℃。長袖のシャツ一枚でちょうどよいくらい。お天気にも恵まれて楽しい旅となりました。写真は↑、万里の長城。風がとっても強かったです。



 北京旅行をするにあたって、気になっていたのは「トイレ」。
 仕切りがなく隣の人と顔を見合わせてしまう「ニイハオトイレ」の存在を聞いて興味津々だったのですが。。。
 公共トイレは、2008年のオリンピックを機に一新されたそうで、今はきちんと仕切りのある水洗式のトイレでありました。ほっとしたような残念なような・・・・(苦笑)。
 ただ紙をおいていないところが多いので、ティッシュはたくさんもっていったほうがよいと思いました。そしてそのティッシュは流してはダメで、そばにおいてあるカゴに入れるのが決まりなのだそうです。て、なにトイレネタを熱く語っちゃってるんでしょ。でも一番の関心事だったものですから。うふ。
 写真↑、天安門広場。この奥が「紫禁城」、「故宮博物館」となっています。広場から紫禁城への入り口は押すな押すなの大混乱。外国人ばかりかと思っていましたが、中国の人の方が圧倒的に多かったです。まぁ、日本人が京都に行きたくなるのと同じで、ちょうどよい陽気だからなんでしょうねぇ。それにしても広い。二時間くらい歩きましたが、ほんの一部だそうで・・・・(目眩)。



 お楽しみの「北京ダック」です。お店は、黄色いダックが目印の「全衆徳」。このダックちゃん。市内のあちこちで見かけたのでチェーン店なんだと思います。もう一軒、値段が倍くらいするお店にも行ってみたんですけど、全衆徳のダックの方がおいしかったかも??? 皮だけじゃなく、身の部分もついているので食べ応えも十分。やむやむ。




 もう10年以上前なんですけど、上海に行ったことがありまして、そのときは「中国の人はあまり笑わない」というか「愛想がない」印象を受けたのですが・・・。今回はニコニコと手をふってくれる女の子が多くて、なんてキュートなんだろうと胸がキュウとなりました(おやじか)。
 博物館、カフェ、売店のお姉さんの中には、日本語の勉強をしている人も多く、片言の言葉で話しかけてきてくれるのもうれしかったです。
 「日本に行きたい?」と聞くと、「パスポートをとるのはとても高くて、15万円〜20万円もするんです。そして申請から発行までは1年近くもかかるので外国にいくのはなかなか・・・。」という答え。30歳公務員の平均月収が4万5千円だそうですから、中国の人にとってパスポートをとるのはとても大変なことなんですねぇ。うーむ。
 もう書ききれないので。写真だけザザーっと並べました(適当ですいません)。
 え−、青いふたの陶器の壺なんですけど。これははドリンクヨーグルト。5元(75円)。道ばたのスタンドで売られていてかわいいなぁ〜と買ってみました。ほんのり甘くクセのない味。北京は乾燥しているので、気がついたときに水分補給しないといけませぬ。これで冷たかったら文句なしですけど、生ぬるくてもなかなかです(スタンドの飲み物はたいてい生ぬるい)。その場でチュルチュルーっと飲んで、容れ物を返すと2元返してくれるというシステム。ちょっと楽しかったです。
 
 駆け足の旅行でしたが、とにかく三つの目標が達せられたこと、あと中国雑伎団のショーが見れたのがよかったです。母曰く、もう一回行けるなら、カンフーショーと、パンダを見に行きたいとのこと。そしてまだソウルも行きたいし、ニューヨークも行きたいそうです。夢広がるアラセブー☆☆☆
 気力の衰えを知らない母に比べ、父がねぇ。ダメかも。日本食が恋しくて泣いていました。あと預けたケン(犬)のことが気になって、早く家に帰りたかったみたいです。とほほ。


てくてく北京

てくてく北京

 北京旅歩きの必読書? 旅行をすれば、いいことだけじゃなく、ちょっと危ないこととか、いやなこともあり、ガイドブックにはない本音がちらり。でもそこがおもしろい。すごく参考になりました。
【ゲラン】 イシマ ミッドナイト シークレット --30ml

【ゲラン】 イシマ ミッドナイト シークレット --30ml

 旅のお供をもうひとつ。ゲランのミッドナイトシークレット。それでなくても下降の一途をたどるお肌(涙)。長いフライト(今回は短かったですが)、睡眠不足、ホテルの乾燥などなど。旅先で起こるストレスをリカバーしてくれる頼れる子。30mlなので手持ち荷物にポンと放り込こめるのも◎。