cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

Tout chocolat


 先週末からいくつかのアトリエに参加しています。中でも印象的だったのは、リッツのシェフが紹介してくれた ”ecole des cuisine d'alain ducasse”。
 ここはalain ducasse(アラン・デュカス)の学校。最新の設備と技術が学べるとプロの人たちも通い(初級から上級までレベル別にクラスあり)、グルマンたちから熱い注目をあびているといいます。テーマがしぼられていて一回完結型というのも魅力。
 「フランス語のみだけど、キッチンでの動きはどこでも一緒。大丈夫。ついていけるよ」とシェフがうけあってくれたんですけどねぇ。どうなることやら。おそるおそる、しかし大胆にその門をくぐりました。お題は”tout chocolat(チョコレートづくし)”。 (SPECIAL THANKS FOR TMM)






 この日のシェフは、以前辻料理専門学校で講師をしていたことがあるそうで、かたことの日本語を織り交ぜながら、ゆっくりと説明してくれたので助かりました。
 
 話題になったのは「SIPHON(炭酸用シフォン)」。最近は、お料理もお菓子も、SUPUMA(泡)ものはシフォン(サイフォン)というのが常識のようです。リッツでもいつの間にかムース類はシフォンになっていました。それ専用のレシピ本もたくさんでていましてぜひひとつほしいところですが・・・。しかし80ユーロは高い、そして重い(ため息)。
 夕方6時からはじまったアトリエは23時半終了。他所でも動ける、通用する。というのが確認できてちょっと安心したのでした。