栗の渋皮煮
クリクリ虫党のみなさん、こんにちわ。書記&実験係のcipolinaです。
今回は「渋皮煮」に挑戦しました。時に傷つき(ナイフで指プス)、苦しめられ(栗むきダコ)、悩み(仁義なきアクとの戦い)、ジラされた(一晩待つ)3日間。
そんな愛の行方研究の成果を発表したいと思います。いささか未熟ではありますが、渋皮煮を作る際のご参考になりましたら幸いです。また「こうしたらいいのでは?」というアドバイスがありましたらご教授よろしくお願いいたします。クリクリ虫党ばんざーい♪
では、さっそく・・・
「栗の渋皮煮」
【材料】
【作り方】
- ボウルに栗と塩をいれ、栗が隠れるくらいまで水をはり1〜2時間おく(皮をむきやすくするため)
- 鬼皮をむく。このとき中の渋皮をむかないように注意する。白い筋のようなものが残るが無理にとらない(後述4)。ボウルに栗をいれ、かぶるくらいの水をはり、重曹を加え溶かす。そのまま一晩おく
- 大きな鍋に漬け汁ごと栗をいれ沸騰させる。アクを丁寧にすくい、その後弱火で10分ほどゆでる。ざるにあげ流水で洗う
- 「ゆでこぼす+洗う」。この作業を4回繰り返す。2でとりきれなかった表面の白い筋も指でこするととれるようになる
- 鍋に水、三温糖、水あめを入れて煮とかし、水気をきった栗をいれる。紙で落し蓋をし、弱火で30分ほど煮る
- 栗を取り出し、残ったシロップを煮詰める。密閉容器にいれる
※写真は栗1キロ分の瓶詰め(レシピの倍)
※アクは水を何度かえても残ります。アクもおいしさのうちということで。
うっかり渋皮までむいてしまったり、筋がなかなかとれなかったり・・・。想定外の出来事に途中気が遠くなることも。
でも手をかけた分いとおしさもひとしお。ふっくらむっちりとした実。口に広がる甘美な幸福。あなたに尽くしてよかった。ぽっ。そんな気持ちになるはずです。たぶんなるはずです。
お好みでバニラやラムを香り付けに加えてもよろしいかと思います。密閉容器で1週間〜10日保存可能です。