cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ジヴェルニー「モネの庭」


 パリから西へ70キロ。ノルマンディの小さな村「ジヴェルニー」にある「モネの庭」を訪れました。

 実はワタシ、過去に3回「ジヴェルニー」に行こうとしたことがあるんですが、いつもアクシデントが起こって中止。電車がストだったり、一緒にいた友達の具合が悪くなったり。。。
 そして今回もまた、サン・ラザール駅で中東系のおじさんにからまれるという不運が待ち受けていました。地下鉄をおりたところからついてこられてですねぇ。あれはたぶん酔っていたんじゃないかと思うんですが、「そこの日本人!待て!」とかまぁあとは意味不明。走って逃げました。
 で、電車は取りやめ、翌日シティラマバス(観光バス)に乗ることに。60ユーロとお高いんですが、ふかふかシートだし、安心だし。。。眠れるしzzz。

 目覚めれば光と水の世界。

(長いです。すいません)


]
]


「突然池の妖精たちが前に現れ、私はパレットを取り上げた」(クロード・モネ)。
 
睡蓮の学名は男性名詞「NENUPHAR」。しかし、モネは「水の精(ニンフ)の生まれ変わり」(ギリシア神話に出てくる精霊)という意味をこめ、女性名詞「NYMPHEAS(ニンフェア)」と名づけたのだそうです。
女性名詞にするか男性名詞にするかの微妙なニュアンスの違い。日本人の私には分かるようで分からない・・・難しいポイントどす。

朝に咲き昼にツボミを閉じる。光のうつろいを感じて刻々と変化する睡蓮の花は、モネにとって飽くことのない神秘的な題材だったです、とガイドさん談。 
でも妖精が生まれ変わるのは夏(6月から8月)。次は夏にきてくださいね(ガ)。はい(c)。

[


 ↓モネの家のとなりにある「アメリカン・アート・ミュージアム」。19世紀、モネに憧れてジヴェルニーに移り住んだアメリカ人画家たちの作品が展示されています。併設のカフェでゆるりとお茶もよし。積みわらの下でお昼寝もよし。
  



ノルマンディはシードルの里。試飲の案内が↓。

締めはアイスクリーム。パンプルムース味(グレープフルーツ)がおいしゅうございました。

  

※モネの庭は、花の少なくなる11月から3月まで閉鎖しているそうです。