cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

アメリとモンマルトル

 どもども。無事帰国いたしました。パリで一番印象深かったのは、やはり「スト」!!
 地下鉄のあとは、エールフランスが(私の便は大丈夫でしたけど)、そして,友達が予約してくれたオペラ「トスカ」もキャンセル。徹底的にやりますね。あの国の方たちは(涙)。 
 時に甘く、時に苦かったパリの思い出。いろいろありましたが、お菓子のことだけを考えて過ごした幸せな二ヶ月でした。写真整理をしながら、もうちょっとパリの話を続けようと思います。よろしくおつきあいのほどを。


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 モンマルトル、午前10時。大好きな映画「アメリ」の舞台となった「CAFE des 2 Moullin」で朝ごはん。
 いただいたのは、クレーム・ブリュレとカフェクレームが一緒になった「アメリセット(6.8E)」。スプーンの背でコツコツたたいて、とろとろのクリームをすくいます。むふ。幸せ。
 しかーし。お店のお兄さんが、勘定を上乗せしてきたので(一人3Eずつ)、アメリ気分がぶち壊しになったのでした。もちろん言いましたけど。そしてすぐおつりを持ってこさせましたけど。まぁワザとじゃなかったかもしれません。でもねぇ。夢を返せ〜(牙)

 気を取り直してお散歩を。このあたりは、下町の風情が色濃く残る場所。夜は危険な香りもするようですが、昼間なら大丈夫(と感じましたが)。
バラ専門の花屋さん、クロワッサンのおいしいパン屋さん、天使グッズのお店など、素敵なお店がそこかしこに。
 写真は、オレンジ色の外観が目を引くパティスリー「ARNAUD LARHER(アルノー・ラーエル」。18区で最もおいしいと評判のお店。 
    
 
 いつもだったら、買ったケーキはその辺の公園で平らげちゃうんですが、この日は友達の家におじゃまして(押しかけて?)じっくり味わいました。おいしいコーヒーに感謝!
 パリでは、たくさんのケーキを食べましたが、お皿付き&コーヒー付きだったのはほんの数回。お菓子って、おいしければおいしいほど、誰かと感動をわかちあうべきだなぁと改めて思いました。一人は寂しいもの。ほんとに。
  
    

<ひとりごと> 自由が丘の「パリ・セヴェイユ」のシェフはこちらで修行されたのだそうです。お店のスペシャル「ムッシュ・アルノー」というチョコレートケーキは、「アルノー・ラーエルさん」のお名前だったんですねぇ。