ピスタチオとフランボワーズのマカロン
パリ三週目。修理に出していたパソコンが戻ってきてひと段落。生活もようやく軌道にのりはじめました。
しかし学校はといえば、28個のレシピが手渡され、あぁもうどうしようという感じ。今までで一番多い分量です(泣)。今どこのなにをやっているのやら。ついていくだけで必死の一週間。
写真は、ピスタチオとフランボワーズのマカロン。直径20センチあります。生のフランボワーズを贅沢に使用。クリームは、ピスタチオを使ったクレームムースリーヌ。
まぁなんていうか色の感覚がすごいです。マカロンを混ぜていく段階で、黄色と緑の着色料をどばどばふりかけていきます。マカロナージュする手も恐怖のシュレック色。
「色はとっても大事ですからね」。私たちがドン引きする様子がおもしろいみたいで、悪戯っぽく笑うシェフ。この方時々悪魔っぽいのです。
中はこんな感じ。この上にさらにピスタチオのムースリーヌをしぼって、マカロンでサンドします。ヴォワラ!(どうだいっ)。
くやしいけどシュレックマカロンは、今まで食べたどんなマカロンよりもおいしかったです。
そして、この日の授業には取材が入りました。リクルート社が創刊する「コレカラ」という雑誌」。
フランスでは肖像権についての法律が厳しいそうで、写真にうつってもいいかどうか承諾のサインを求められす。
「ちらっと載るくらいですから」と事務の人の説明もあったのですが、拒絶した人は少なくありませんでした。意外なところでフランスの一面を見た気がしました。