松山てけてけ歩き
こんにちわ。近場で夏休みを満喫チュのcipolinaです。
暑い暑いと車にたよりっきりで、このところ足腰なまりまくり。今日はてけてけ歩きでがんばりまっす。
まずは松山城へ。姫路城、和歌山城と並び、日本三大連立式平山城の一つに数えられるお城です。昨年まで大規模な修復工事をしていましたが、今はまわりの足場もはずされ、勇壮な姿がよみがえりました。
お城は小高い丘の上。ロープウェイorリフトで上がっていきます。がんばれば徒歩でもいけるそうですが聞こえなかったフリ。
「松山や秋より高き天守閣」(正岡子規)とうたわれる松山のシンボル。
標高132m。遠く瀬戸内海をのぞむ天守閣には、涼しい風がふきぬけていきます。
でもここの階段、ものすごい角度がついてまして、お殿様がのぼるにはちょっと危険だったんじゃないかと心配してみたり・・・。
あとで調べてみると、階段の幅をせまく急勾配にするというのは、刀を抜いた人間が一度に攻め込んでこられないようにという、命を守るための知恵だったそうです。なるほろ〜。設計ミスかと思った私のなんと浅はかなことよ。
「坂の上の雲」
お城のあとは、今年4月にオープンした「坂の上の雲ミュージアム」にも足をのばしてみました。設計は安藤忠雄さん。鏡のようにまわりの緑を映し出す外壁。地下一階、地上四階の建物内部はスロープでつながれ、来館者は展示物を見ているうちに自然に上へたどりつくという構造になっています。
写真下は、ミュージアムのそばに建つ「萬翠荘」。大正11年、旧松山藩主・久松定謨の別邸として建てられたもので、現在は美術館として使われています。同じ敷地内には、子規と漱石がともに暮らした「愚陀仏庵」も。
しかし、近場でも知らないところがいっぱいあるもんですね。いつでもいけると思っている場所は、ずっと知らないままのところなのかもしれません。ちっちゃい旅はまだ続きます・・