cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ホテル西洋銀座のカステラなれど・・・

こんばんはcipoです。久々に熱を出しました。「気は強くても虚弱体質」なので、季節の変わり目や、ちょっと忙しい日が続くと、すぐに体調を崩します。体温計が見つからないのでよくわかりませんが、38度くらいかなあるかな〜という感じがします。
 吉本ばななの「つぐみ」(ふるい?)の中で、主人公のつぐみちゃんが熱を出した時に、「やけに世界がかすんで見えてハイになる」というくだりがあるのですか(←あやふやな記憶)、今その気持ちがよくわかります。自分のことを「つぐみちゃん」に重ねて見るところが、すでに熱がある証拠かもしれません。心地いいしびれるようなダルさに包まれて、妙に気分がノッています。うふ。えへ。ひゃっほ〜♪
 でも、やっぱり具合が悪いのかもと思うのは、目の前にカステラがあるのに、手が伸びないからです。ずっとずっと食べたかった「ホテル西洋銀座」のカステラなのにです。
 でもホテル西洋銀座といえば、「イナムラ・ショウゾウ」や「パティスリー・タカギ」などを輩出した由緒あるケーキ屋さん。スポンジが上手なこのお店なら、西洋風にアレンジしたカステラもきっとおいしいはず。端っこを薄くスライスして一口。
「ぱくり」。
「ん?まずい・・・(ポソポソ?)」
「・・・」
 どうやら重症のようです。治るまで冷凍庫にいれておくことにしました。
今ほしいもの。ミカンかレモンのシャーベット・・・。ないのはわかっていても、10分おきに冷凍庫をパタパタ開け閉めしています(←寝ろよ〜)。