クイジナートのハンドミキサー

　「男の料理はまず道具からです」というコメントを先日いただいて、こないだ買った「泡立て器」のことを思い出しました。
昔得意だったシフォンケーキが、ここ数年失敗続き。生地のおいしいお菓子を目指しているのに、基本のシフォンがまともに焼けないとは情けない。10年以上前、誇らしい気持ちで手にしたシフォン型はずっと棚の上で眠ったままになっていました。
「キメのそろった固いメレンゲが普通の半分の時間でできるらしい」そんなクイジナートの評判に気持ちが揺れだしたのは最近のこと。製菓材料店に見に行って、その場で衝動買いしました。箱を開けると、白身と生クリーム用のバルーン型の羽根とそれ以外に使う細めのビーターが2本入っています。スピードは5段階調節。専用のスパチュラ（ヘラ）も入っています。難を言えば、モーター音でしょうか。思わずキッチンの窓を閉めてしまうほど大きいんですよね。
　久々に作ったシフォン。中の生地を早く見たくて生クリームを塗る前にカットしてしまいました（写真は3/6に掲載）。一口食べてどんなにこのケーキが好きだったかを思い出しました。でもこれからは失敗しても道具のせいにできないなぁとちょっと複雑。道具負けしないよう腕を磨かなくちゃね。