cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

京都・ぽんぽこ葵の頃




 GW明けの5月某日、京都へ旅に出ました。
ちょうど「有頂天家族二代目の帰朝」を読んだところで、気分は陽気なぽんぽこたぬき。
思い立ったが吉日。無計画バンザイな旅。これもまた阿呆の血のしからしむるところで・・・。
おいしい匂いに尻尾がぽろんと出そうになるのをこらえながら、あっちにひょこひょここっちにひょこひょこ。
ただGWの振り替えでお休みのお店が多く、なかでも大好きな出町ふたばの豆大福が食べられなかったのが残念でしたが・・・。
写真は、糺の森・河合神社の鏡絵馬。なむなむ。美の神様にお参り。東山のやまもと喫茶のモーニング「焼き玉子サンド」、ブライトンのお弁当に幸せを感じ、しば漬け発祥のお寺「寂光寺」の美しさにぽわわ。おみやげにはどっさりお漬け物を買いましたことよ。

以下、ぽんぽこ記録↓


 わらび餅に目がないワタクシ。美味しいと評判の今出川「塩芳軒」さんに行ってまいりました。こちらのお菓子は甘さがとても控えめ。あんこのみずみずしさに驚くやらため息がでるやら。応対してくれた男の子の京都弁の美しさにもほれぼれ。そして、ちょっとたじたじになりながら、上生菓子、干菓子、最中などを選ばせてもらいました。






 京都のお楽しみの一つが「パンめぐり」。今回は糺の森下鴨神社)の近く「ナカガワ小麦店」さんと、同志社大学近くにある「eze bleu(エズ・ブルー)さん」へ。唇がキレそうなパリッと焼けたバゲット。サクサクのパンオショコラ。歩いてる途中にもいくつもパン屋さんを発見。すてきなパン屋さんがこんなにも多いのは、京都人に化けたフランス人(あるいはキツネ?)がひそかに京都侵略を目論んでいるのではないかと思ったり思わなかったりで。。。フランス人あるいはキツネどん、次は我が町も征服しに来ていただきたい。いやもう是非。もぐもぐ。


 寂光寺の門前そばにある茶店でいただいた白みそパフェ。白みそのアイスが大変に美味でありました。真似したいです。







 夜ご飯は、京都御所南・丸太町にある「Cucina Italiana 東洞(とうどう)」さんにて。二人で別々のメニューを選んだのですが、すべて取り分けてサーヴしてくださるので、六種類のお料理がいただけてうれしい限り。しかもハーフポーションとは思えないほど量もたっぷり。お店の方が途中何度も「少し減らしましょうか?」と聞いてくださるのですが、「いえ、どうかそのまま。お腹いっぱいいただきたいのです」と懇願してしまうのは阿呆の血のしからしむるところで・・・ (苦笑)。大いに飲み、大いに食べ、夜は更けていったのでありました。



有頂天家族 二代目の帰朝

有頂天家族 二代目の帰朝