cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

Apfel-mandel-kuchen (リンゴとアーモンドのケーキ)



近所の製菓材料の問屋さんから、バター入荷の知らせが来まして、いそいそと取りに伺いました。希望の3分の1ほどの量で、ひとつづつ違うメーカーさんのバターでしたが、それでも本当にありがたかったです。これからは失敗は許されませぬ。むむむー(←気合をいれてるつもり)。
写真↑、珍しくドイツ菓子のレシピから、Apfel-mandel-kuchen (リンゴとアーモンドのケーキ)。クリスマスの雰囲気を出したくて、クグロフ型で焼いてみました。



 試しにパウンド型でも焼いてみました↑。
元のレシピではリンゴを生のまま使うのですが、うちでは軽くソテーします。フライパンで砂糖を焦がしリンゴをキャラメリぜ。バターとカルバドスをまわしかけてジューという音がしたらクルクルっとゆすってお終い。これだけでおいしかったりします(よだれ)。
キャラメル味のリンゴを包むのは、アーモンドプードルやカソナード(ブラウンシュガー)を混ぜたしっとりとした生地。仕上げには雪(粉砂糖)をたっぷり降らせます。
素朴だけれど味わい深い焼き菓子。その気になれば、サラダ油でもオリーブオイルでもケーキは作れるかもしれないけれど。バターよ。君がいなくては私は生きてゆけません。しみじみ思うこの頃であります。