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cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

京都・嘯月(しょうげつ)


 久しぶりに京都に行ってきました。なぜか毎年1月に行くんですよねぇ。決めてるわけではないんですけど。 今回のハイライトは、和菓子の名店、紫野の「嘯月(しょうげつ)さん」に行くことでありました。
 しかし旅人にとってつらいのは、京都の和菓子屋さんには予約制が多いこと。嘯月さんもその一つ。三日前までに電話予約が必要なのです(涙)。時間的なやりくりの難しさもありますが、第二の関門は「電話」。どどどどどう注文したらいいの?? 和菓子の心得のない私でも大丈夫なの? どうかトンチンカンなことを言ってしまわないように。祈る思いで電話をかけました(お腹痛い)。
 電話は、「どんなお菓子がご入り用ですか?」。「ど、どんなお菓子があるのですか?」から始まり(そこから聞いて申し訳ない)。。。「日によって違いますが・・・」。ご主人が丁寧に上生菓子の説明をしてくださるのをメモ。
 途中「わ、わらび餅はありますか?」「わらび餅は春のものなので冬はおへんのや」。「おいらのばかばか(心の声)」という赤面場面もありましたが・・・。「きんとん2種類とあとはおまかせで(結局おまかせ)」。全部で6つ、無事予約できました。


 当日、指定時間ぴったりにうかがいました。静かな住宅街の一角にある嘯月さん。大きな看板もなく気をつけていないと通りすぎてしまいそう。フラリと入るお客さんはまずいないでしょう。店内にもショーケースなどはなく、予約の箱が積んであるだけであります。お、お腹痛い(再び)。


 美しく繊細なお菓子にうっとり。お腹?もう痛くない(早い)。
右上から、「若松(白に緑)」「羊羹巻(黒)」「ゆきもち(白きんとん)」、左上「朝の雪(ピンクのきんとん)」、「梅が香(こなし)」、一輪(道明寺)。


 特に印象に残ったのは「道明寺」。中の餡は鮮やかなピンク色。道明寺に限らず、どのお菓子も非常にやわらかく、手に持つのがためらわれるほど。口に入れると、はっとするほどのみずみずしさ。すーっととけていく口溶けのやさしさ。洋菓子は空気、和菓子は水を操ると言いますが、嘯月(しょうげつ)さんが名店と言われる所以は、その水の扱いにあるのかもしれないと生意気ながら思ってしまいました。(いや他にも100ほど理由がありそう(汗)) 


 これは羊羹巻。中の黄色はお芋の餡。道明寺のピンクの餡といい、それぞれの色の組みあわせに心躍りました。
お値段は1つ420円〜480円ほど。予約にはちょっとお腹痛くなりますが(私だけ)・・・。また京都に行くことがあったなら是非うかがいたいです。
できれば春。わらび餅を買いに。(うぅ)