cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

Polvorones (ポルボローネ)


 ちょっと早い夏休み。来週からスペイン&フランスに行ってきます。前回、一年半前の旅行では、アンダルシア地方を中心に回ったのですが、今回はマドリッド周辺に一週間ほど。その後パリに行く予定です。
 というわけで、今日はスペイン気分を盛り上げるべく、アンダルシア地方発祥のお菓子「Polvorones(ポルボローネ)」を焼きました。読み方がポルボロンなのかポルボローネなのかわからないんですが(悩)。口の中に入れるとホロホロ〜っととけるので、勝手に「ホロホローネ」と呼んでいます(笑)。
 ポルボローネの特徴(以下ボロボローネで)は、前述のように「口どけのもろさ」。調べてみますと独特の食感には二つの秘密があるようです。一つはラードを使うこと。もう一つは、グルテン(粘り)を抑えるために「粉を焼く」こと。。「い、いがいと手間がかかるのね」。と汗をかきかきフライパンをゆすり、粉の重さが3分の2くらいになるまで水分を飛ばします
 

 ↑こちらは、SEVILLAのお菓子屋さん「LA CAMPANA」の「ポルボローネ」。お菓子屋さんではたいていこんな風に紙でくるんで売っていました。


 中はこんな感じ↑。手のひらでぎゅっと丸めたくらいの大きさです。粉砂糖でしっかりコーティングされています。実は粉砂糖のお化粧をしていないバージョンもありまして・・・。


 そちらは「MANTECADO(マンテカード)」というようです。今度の旅で、レシピもいろいろ調べてこようと思います。


 今日使った陶器はセビージャ焼です。


 器を持ち帰るのはいつもドキドキですが、タオル&サランラップでぐるぐる巻き作戦。今まで割れたことはありません。 

  • 本店「EL AZLEJO」(Mateos Gago 10 -Bajo Dcha,41004 SEVILLA) 。
  • 支店「LA ALCAZABA」(Joaquin Romero Murube,1-A 41004 SEVILLA9


 見るたびに思い出す美しいアンダルシア。


 青い空


 オリーブの平原

 
 カラフルなポスト 


 ワイルドなTORO(雄牛)


 黄昏色に染まるアルハンブラ宮殿


 今回は一人旅なので、ごちそうを食べる機会は少なそうですが(とほほ)
でも、CAVAのサングリアは飲みたいです。


 あとはもうとにかくスリに気をつけて(苦笑)、
 ケガや病気をせず元気に帰ってきたいです。
 それでは行ってまいります。