cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

萩・たびの一皿&ウニ丼

 「龍馬伝」の影響で、何度目かのマイ幕末ブームがきております。(前回は「篤姫」でした)。土佐にも行きたいけれど、長州もちっくと気になるぜよ。というわけで、週末、萩へ行ってきました。

 

 町を歩いていると、萩焼のお店でつい足が止まってしまいます。そしてとても美しい器と出会いました。ぽわわん(幕末ロマンはどこへ・・)。
 写真は、晴雲仙八代目・岡田裕さんの作品。萩焼の焼成は、今、90%がガス窯になっているそうで、岡田さんのように登り窯を使う作家さんは少なくなっているとのこと。私のような素人には、ガス窯なのか登り窯なのかは、教えていただいてやっと「はっ」と気づくしだいでお恥ずかしい限りなのですが(汗)。それでも、赤味がかかった窯変の美しさ、草の合間に蛍のように踊る模様は、火が生み出した奇跡。そこには、得も言われぬ味わいがあると思うのであります。


 お皿をおろすときは、初めに何をあわせるべきか悩んでしまうのですが・・・。とりあえず「タルト・ショコラ・オ・レ(ミルクチョコレートのタルト)」をのせてみました。だ、大丈夫?合ってます?  


 さてさて、萩といえば「ウニ丼」です。この時期は、赤ウニを使った丼が食べられると聞いて胸が躍ります。幕末ロマンより「ウニロマン」。こんなことでいいのでしょうか。(いいのいいのと心の声)
 写真は、「割烹 千代さん」の「ウニ海鮮丼」。ウニの他にも、軽く表面をあぶった金太郎(ヒメジ)、ツブ貝、鯛などがたっぷり。上から割り醤油をまわしかけていただきますっ。あぁぁ。
 

 そぞろ歩きが楽しい白壁の道。塀の上には夏みかんの実がのぞいていました。つ、次こそは歴史の旅を(まだ言うか)。