唐津・たびの一皿
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
私は、前半に有田・唐津へ行ってまいりました。
陶器市や、唐津のお寿司屋さんの話など、お話したいことがたくさんあるのですが、たくさんありすぎてまとまらないので、それは今度ということにしまして・・・(いつになるやら)。
今日は唐津で出会った器のことを書こうと思います。
写真は、唐玄窯・島谷啓介さんの八寸皿。二種類の釉薬をかけることによって生み出される白地に黒のひび割れ模様のお皿は「蛇蝎唐津(じゃかつからつ・だかつからつ)」と呼ばれるもの。ヘビ・サソリのように見えることから名づけられたそうです(コワめなネーミング?)。
家に連れ帰ってからしばらくは、じーっと眺めたり、はーっとため息をついたり、なでたりりひっくり返したり・・・。蜜月の時を過ごしております。
上にのせたケーキは「パン・ド・ジェーヌ(ジェノバ風ケーキ)」。底がフラットなので、ケーキのお皿としても使えそうです。ローマジパン(ORアーモンドプードル)をふんだんに使うこのケーキのことはいずれまたあらためて・・・。
↑は10年くらい前に購入した萩焼。
肌のつや。色合い。
時間を重ねた分だけ、美しさが増していくように思います。
10年前より今の方がずっといい表情になっている。
なんて、私も誰かに言われたいもんであります。はい。