cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

真冬の夜の夢 in 白川郷


 夕暮れ時、雪の中にやわらかな灯りが一つ、また一つと点ります。
 降りしきる雪の向こうに浮かび上がる三角屋根の集落。
 岐阜県白川村の世界遺産・合掌集落で1月23日(土)よりライトアップが始まりました。






 この美しい風景を見ようと、展望台には大勢のカメラマンがスタンバイ。
 つるつるすべる雪の上で寒さに耐えること1時間。
 さらさら、さらさらと髪に肩に雪が積もっていきます。
 さ、寒い。いや寒くない(我慢)。カイロいっぱいもってきたから大丈夫。トイレもいってきてから大丈夫(大事)。
 点灯開始の17時半。眼下に広がる幻想的な風景にただただため息がもれるのでありました。

 飛騨と言えば、それはモー、飛騨牛だモー。というわけで、夕食は「飛騨牛朴葉味噌焼き」。朴葉にたっぷりのお味噌がぬられていて、それを野菜と牛肉にからめてただきまっす。
 奥にぼーっと写っている黄色いお皿は「漬け物ステーキ」。白菜の漬け物をですね。鉄板で焼いて卵でとじるというお料理。お酒にもぴったり。ご飯のおかずにもぴったり。高山の家庭料理の定番中の定番なんだそうです。これは病みつきになります。はい。


 石焼き鍋で出てきたのは「飛騨牛ひつまぶし」!! 一杯目はそのまま、二杯目はネギ・わさびなどの薬味と、三杯目はだしをかけてお茶漬けにします。モーたまりません。心もお腹もほかほかに温まりました。
 
 次回は、牛、じゃなかった、高山の話をてんこ盛りで。






【cipoの飛騨旅メモ】

  • 2008年7月に東海北陸自動車道の飛騨清見ICから白川郷の区間が開通し、秘境の地(ワタシ的に)であった白川へのアクセスがとてもよくなりました。
  • 今回宿をとった高山→白川まではほとんどがトンネル。走行時間も半分に短縮されたとのことで30分ほどで到着。夜は道が凍るかもとドキドキしていたのですが、トンネルに守られてスムーズに走ることができました。。
  • 白川郷ライトアップは2月20日まで毎週土曜日17時半〜19時半まで開催。臨時駐車場となる寺町駐車場から村までは無料シャトルバスが出ています(所要時間約5分)。雪の中で整備にあたられている村の方たちには頭が下がる思いです。感謝。
  • 白川郷ライトアップ」についての詳細は → こちら