cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

Apfelstrudel (リンゴのシュトゥルーデル)


 包み紙がかわいくて開けるのをためらっていたコケーシカさんのクリスマス用のマトリョーシカ。クリスマスを目前にようやく開ける決心がつきました。
つやつやのピカピカのマトたち。だるまとかマトか二頭身のものにわたしゃ滅法弱いのです。てっぺんの輪っか(?)にリボンを通せばツリーのオーナメントにもなるようですが、とりあえず一列に並べて愛でることに。
しかし、記憶では12個だったのに、あけてみたら8個。あれ? なんで? もはや数も数えられないほどボケたのか??? と行く末がちょっと不安になってきたcipolinaです。
 

   

 さて今日はちょっとリンゴの話を。お菓子に使うリンゴは「紅玉」。というのが定説でしたが、ここ数年は事情がかわってきているようです。次々に新品種が生まれ、紅玉を作るンゴ農家さんが減っているのだそうです。知り合いのパティシエさんも、「うちもアップルパイをサンフジに変えました。紅玉を確保するのが大変になってきたので」と小さくため息。
フランスでもゴールデンを使っていましたし、このリンゴじゃなくちゃダメという固定観念を持つべきではないとは分かっているのですが・・・一抹のさびしさを覚えるのであります。
 写真は、リンゴのシュトゥルーデルシュトゥルーデルは「渦巻き」という意味があるそうで、紙のようにうすーくうすーくのばした生地で、リンゴのフィリングをくるんでいきます。甘酸っぱい果肉とサクサクのパイ。うちの近所にはありがたいことに一軒だけ紅玉を売っているお店があるので、もうしばらくはリンゴのお菓子を楽しめそうです。