cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

バービー誕生50周年特別展 in PARIS




 今年はバービー誕生50周年だそうで、パリでも様々なイベントが開かれています。3月にはギャラリー・コレットで。そして4月にはギャラリー・ラファイエットで、カール・ラガーフェルドクリスチャン・ラクロワ、ジャン・ポール・ゴルティエなどが衣装を担当した特別展が開かれたそうです。
 それにはちょっと間に合わなかったのですが ”MUSEE DU LA POUPEE(人形博物館)”で開かれている 「REVE TA VIE AVEC BARBIE! (バービーがくれた夢)」(5/28〜9/20)に行ってきました。
 ライトが落とされた室内はさながら水族館のよう。スポットライトに浮かび上がるは、バービーたちを見つめる熱い視線、低いささやき声。室内は静かな興奮にみちていました。
 作られたブースは40ほどでしょうか。現在からはじまり、徐々に時代をさかのぼって、バービーの軌跡をたどっていきます。海辺の一日、ダンスパーティ、学校での授業風景など、ストーリにあわせた衣装はもちろん、バケツ、アイスクリーム、黒板の落書き、2cm四方のレコードジャケットにいたるまで、小道具のひとつひとつがバービーの世界。
 いちおう撮影許可をいただいたのですが、5枚までという制限つき。いかにもフランス人的な対応で苦笑い。もっともっと美しい世界なのに、私の腕では撮りきれずもどかしい思い。あぁぁ(頭をかきむしる)。
 ご興味のあるかたは是非是非HPをご覧くださいまし。そしてともに萌えていただけたらうれしいです→ http://www.museedelapoupeeparis.com

 HPにもありますが、この美術館は「DOll HOSPITAL」のコーナーがあり、お人形の修理&衣装の修繕をしているそうです。重症患者も運ばれ(?)、常に百体以上もの患者さんが順番待ちとのこと。問診表のリストには「ヘアダメージ」の項目も。アンティークドールの毛をキレイにしてほしいという(あるいは付け替える)という依頼は意外と多いのだそうです。
 そしてバービー展開催期間中は、スペシャル企画が。5歳から10歳の子にかぎり、マイ・バービーのオリジナル衣装をつくってくれるとのこと。持ちこんだデザイン画(お絵かき)をもとに制作してくれるというステキな企画。きゃぁぁぁ(声にならない悲鳴)。
 お菓子以外でこんなにテンションあがったのは久しぶりでした。バービーよ、永遠に。