cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

SALON DU CHOCOLAT (サロン・ド・ショコラ)








 京都ぽんぽこ旅の続きを書かねばなのですが、ちょっと寄り道。
甘くてほろ苦い香りに誘われて。1月21日〜新宿伊勢丹で開かれていた「サロン・ド・ショコラ」に行ってきました。
 パリで最も大きな商業見本市といわれているこのお祭り。もちろんそれよりはずっと規模は小さいですけれども。フランス、イタリア、ベルギールクセンブルクなどから層々たるショコラティエ&パティシエが集います。
 普段は近くによることも、いや、ちらりと見ることさえかなわないMOFのシェフたちと気軽に話せて、試食もばんばんできるなんて(そこ大事)夢のような世界。なんてったって通訳の人がいますからねぇ。気も大きくなるというもんです。わはは(胸をはる)
 ただ、ワタクシ、カカオアレルギーの気があるものですから、思う存分食べるというわけにはいかず・・。鼻血がこわくてチョコレートが食べれるかー!と心の中で叫びながら、カカオ分70%とか聞くとドキドキ。一緒にいた友人たちがショコラ魔人へと変身していくのを、「じと目」で見つめていたのでありました(涙)
 ま、それでもいくつかはいただいたんですけれども。ジャムの妖精「フェルベールさん」(やさしい〜)と「ジャン・ポール・エヴァンさん」(めちゃフレンドリーな方)のコラボのデザートは、もうほんとーにすばらしく。
 トリノの「グイド・ゴビーノさん」さん(フレンドリーすぎて逆にビビる)、ケストナーさん(イケメン)、ベルナシオン(リヨンの有名なパティシエさん)のショコラを少しずつ味見し・・。
 中でも感動したのはアンリ・ルルーさんのキャラメルのアイスクリーム(チョコじゃないですが)。ねっちりむっちりの色気のあるキャラメルにノックダウン。おまけについてくるキャラメル2個がまたキャラメラー泣かせでして。
 それにしても、いいチョコレートは、宝石ほどの値打ちがあるといいますが本当にお高い。厳選に厳選を重ねておみやげを選びました。特別な日の特別なおやつ。舌の上でゆっくり溶けていき、深い余韻を残すショコラ。バクバク食べたらゆるさんぜよ(誰に言ってるんだ)。
 しかし、チョコの指輪はやっぱりすぐ溶けちゃうんでしょうなぁ。愛だと思って手に入れても、それはすぐに溶けて幻だったなんてね。ありそうな話でして。甘くてほろ苦いチョコレート。ふふふ。
 
(ご参考:さらに甘い2007年パリのサロン・ド・ショコラの様子