SNOW BALL & HAPPY HEDGEHOG (スノーボール&ハリネズミ)
子供の頃、父の転勤にともなって神奈川から兵庫に引越し、残してきた家はしばらくアメリカ人のご家族に貸していました。
毎年12月になると、そこのお母さんが手作りのクッキーを送ってきてくれて、それがとても楽しみでした。
ずしりと思いチョコチップクッキーや、オートミールクッキーなどなど、はじめてみたアメリカのホームメイドのお菓子。
中でも好きだったのは、スノーボールクッキー。兄とはいつもとりあいになりました。お礼状を書くと(日本語で)、レシピが送られてきて(英語で・・涙)、それから母と一緒に作るようになりました。もう二十五年以上も前の話です。スノーボールを見ると、あの頃のことがよみがえります。
ひと冬に三度ほど焼くこのクッキー。とりあう心配はもうなくなったのに、一粒ずつ大事に食べるクセは今もなおりません。一日3粒までという決まりが脳内にすり込まれているという・・・(苦笑)。
さて、クッキーの籠を見つめる「松ぼっくりを背負ったハリネズミ」。ヨーロッパでは、背中に幸運をのせて運んでくる縁起のいい動物なのだとか。
「”HAPPY HEDGEHOG”が住み着く家は幸福になるのよ」。去年フランスの友達に教えてもらい、それからずっと探していました。
写真の子は、先日フェリシモで購入したもの。赤い鼻がとってもキュート。長く長く住み着いてほしいと思います。
※ CIPO家の「SNOW BALL」のレシピはこちら↓。ご興味のある方は是非是非。
「SNOW BALL COOKIES」
【材料】(55〜60個分)
- 無塩バター160g
- グラニュー糖 100g
- 小麦粉 240g
- 塩 少々
- クルミ 100g
- バニラエッセンス 少々
- 粉砂糖 適宜
【作り方】
- クルミを180度のオーブンで2、3分焼く。冷めたら細かく刻む
- 室温にもどしたバターをボウルに入れ、クリーム状になるまで泡立て器で混ぜる
- グラニュー糖を加えてさらに混ぜる
- 小麦粉と塩をふるい入れ、バニラエッセンスを2,3摘たらす。ヘラで切るように混ぜ、途中クルミを加えさらに混ぜる
- 10gずつ計り、手で丸める
- 150〜160度のオーブンで40〜50分焼く
- 網にとって冷まし、粉砂糖をふってできあがり♪
※すぐに食べてももちろんOKなのですが、1週間待たったくらいからが食べごろ。1カ月保存可能。