cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

尾道ゆらりゆらゆら 

 ふたたびの尾道です。二日にわけてぶらぶら歩いて(食べて?)きました。。
海があって山があってのんびりした空気が流れていて、ここに来るとポニョーと落ち着きます。観光もしようと思えばいろいろあると思うのですが、もう千光寺だけでいいかなぁと。暑いのでね。歩いては休み歩いては休み。お腹の向くまま気の向くまま。流れにまかせてゆらりゆらゆら。

「BISTRO 旬亭」




 築100年の民家を改築した落ち着いた佇まいのビストロ。ランチは日替わりで三種類。鰹のリエット&タコのマリネ・タプナードソース(オリーブのドレッシング)、野菜のクリームスープ、アジのグリエ(付け合わせのオクラのピカタもおいしい)。これに珈琲と飲み物がついて1500円。おいしくてお腹いっぱい。ご機嫌です。地元名産のシャコや鴨のコンフィ、フォアグラ・ド・カナールなどアラカルトにもそそられるものがたくさんありました。ご夫婦二人(とお手伝いの方1人)でやっていらっしゃる小さな隠れ家のようなお店。



ファンダンゴ」(ピッツァ・マルゲリータ


 尾道は、ここ数年イタリアンが急増しているそうです。ナポリピッツァがおいしいファンダンゴは、尾道イタリアンの走り。20年前に市がナポリからピッツァ職人を招聘したそうで、そのおいしさに感銘を受けたご主人が開いたお店。外観がちょっとなんというかイタリアっぽくないんですけどね(笑)。でもピッツァは最高。ナポリ魂を感じました。写真は「ピッツァ・マルゲリータ」。焦げ具合がたまりません。尾道ならではのシャコを使ったピッツァも食べてみたい!


「朱華園」(ラーメン)


尾道好きの友人と話すと、必ず話題に上る「朱華園」。でもいつ見ても長蛇の列。興味はあるけれど並ぶ根性はなく・・・。でもこないだひょっと思いついて16時頃行ったら行列がない!狙い目は16時のようです。はい。麺はリングイネのような平打ち麺。スープには豚の背脂がうかんでいるので豚骨っぽい感じかなと思いきや鶏ガラベースなんですかね。こくはあるけどあっさり。昔なつかしい味わいのラーメンでした。



「からさわ」(アイス最中)


 以前、id:mayu_sunさんに教えていただいた「からさわ」さん。ずーっとずーっと気になっていてやっと行くことができました。工場から運ばれる最中の皮は、お店でもう一度焼き直しているそうです。そして注文してからアイスをいれてくれるのでサックサク。アイス最中にこんなに心をうばわれたのは初めてです。この最中のためにまた行ってしまいそうな気がします。恋だ。恋。
 

千光寺公園からの夜景


 山の上に立つ千光寺は、夜10時までライトアップされています。公園の展望台からは美しい夜景が一望。意外と知られていないのか、それともそんな暇な人は私たちくらいなのか誰もいなくて静かでした。海に浮かぶ淡い光のライン。ロマンティクーな気分に浸りました。 はぁ。それにしてもあのアイス最中・・・ぶつぶつ。