cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

銀座・ブルガリ「IL RISTORANTE」




 ブル、ブル、ブル、ブル、ブルガリに初潜入。(いえた)。ブルガリタワー9階にある「IL RISTORANTE(イル・リストランテ)」で、シエナ友と大人のデート。うふ。
 といいたいところですが、どっから入るのかわからずウロウロ。人が多いよー。ママぁ(友達に電話)。そしたらですねぇ。どこからともなくブルガリマン(?)が現れて補導じゃなかった、誘導を。
 いやこれにはほんとビックリ。な、なんであたしがブルガリ行くってわかったのかしら!!ふっ、今日は上から下までブルガリでキメてきたからね(←うそです。ごめんなさい。ごめんなさい。ハンカチすらもっておりません)。
 実はブルガリマンさん、迷子のキョロちゃん(あたしだ)のために、近くの信号のあたりにいつも立っていらっしゃるそうなのです。お店の前を行ったりきたりしているキョロ助をさりげなくエスコートするというお役目。この気配り。さすがブルガリ様でございます。恐れ入谷の鬼子母神でございます。なんだかもうすっかり舞い上がってしまったcipolinaでございます。
 
 さて、肝心のお料理。ランチは5000円、7000円。9000円の三種類。フォアグラのテリーヌが食べたかったので、ミラノコース(7000円)をチョイス。もうすぐ誕生日だしね。前祝い前祝い。。(理由あとづけですが・・)

 

MENU MILANO

  • ブレス鶏を使った一口前菜
  • フォアグラのテリーヌ  
  • 白いんげん豆のスープcon生ハム入りチーズのスフレ
  • そら豆とアーティチョーク、ボッタルガのガルガネッリ  
  • パン粉をつけた豚フィレ肉のグリル  
  • レアチーズケーキ、キャラメリゼしたブドウ添え
  • カフェ&小菓子 

 

 大きな窓からはやわらかな陽射しがふりそそぎ、ここが銀座ということを忘れ、時間の感覚も忘れ、私が誰だったのかも忘れてしまいそうな(いっそ忘れたい)、ゆるやかな空気が流れています。

 お料理の構成は重すぎず軽すぎず。フォアグラのテリーヌの塩がちょっと強かったかなぁというくらいで、あとはもうもうすばらしい内容でした。とくに感動したのは白いんげん豆のスープ。定番のスープがこんなにもエレガントに変身できるなんてとほれぼれ。
 でも、シエナのホームステイ先のおばあちゃんが作ってくれていた豆のスープもおいしかったなぁ。豆をくたくたになるまで6時間煮込み、裏ごしはせずそのまま作る素朴なスープ。食べる前に胡椒をガリガリひいてオリーブオイルをまわしかけて。ふとそんなことを思い出しました。

 食事の後、屋上のテラスを見学。陽射しを跳ね返すパラソル。左手に東京タワー。銀座の空にぽっかり浮かんでいるようなカフェ。18時〜20時半まではアペリティーボタイム。スプマンテ片手に小さなサンドイッチやタルティーヌを指でつまむなんていうミラネーゼ気分も味わえるそうです。これぞというときのために覚えておかなくちゃと思いました。これぞーです。はい。そのタイミングを間違えてはいけません。(っていつなんだろ??)


   

 とことんミラネーゼになりきっての二軒目。GUCCI CAFE(グッチカフェ)。グッチの4階にありました。ササっと目を走らせてしましたが信号にグッチマンさんはいませんでした。えぇ、そう。入り口は一つなんですよ。迷いません(笑)。今年初めてのカフェシェケラートを飲みました。





「IL RISTORANTE」 (イル・リストランテ

東京都中央区銀座2-7-12 /03-6362-0555/9階がリストランテ、10階がBAR、11階がテラッツァ(テラス)
テラッツァは4月〜10月まで。雨天閉鎖(要確認)      
http://www.bulgari.com/