cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ハイジの白パン

 ちょっくら神戸にいってきました。神戸といえばパン。パン。パン♪ パンを食べなきゃはじまりません。
 しかし、あれこれ用事を片付けているうちに夕方に。調べてきたお店には間に合わず、でも「フロインドリーブさん」なら元町だし、カフェもあるしと、向かったのですが・・・。 
 ここは神戸。しつこいですがパンの町。しかも土曜日の夕方。もう数種類しか残っていませんでした。二階のカフェも貸し切りでクローズ(涙)。
 まぁでも、クロワッサンと食パンはゲットしました。しかし、手にしたら1時間以内に味わうのがパンへの礼儀(ですよね。ね。ね。)。帰りの車の中でバクバク食べ、手元に残ったのは「バター」だけ。バターは大事に食べなくちゃ。本物のバター、今は稀少品ですから。
     
 さて、今日は久しぶりに「ハイジの白パン」を焼きました。
 最初に作ったのはどこのパン屋さんかわかりませんが(なんとなくポンパドールじゃないかと思いますけどどうなんでしょう)、もうイメージぴったりというかなんというか・・
 白パンは、パン作りをはじめたころ、一番よく焼いた思い出のパンでもあります。クセがなく、朝ごはんにもおやつにももってこい。今日はdancyuのレシピを参考にしました。
 オーブンの温度は最初200度で5分、次に180度で5分。いつもより10度高めの設定なので、外側が堅めに焼き上がります。もちろん中はふわふわわわん。
 ハイジの白パンの特徴は、色白のお肌と形。菜箸で真ん中をキュっと押すと、赤ちゃんのプクプクおしりができあがります。この瞬間が好きで好きで。
          
 でも、パンは作り手に似てしまうと言われる食べ物。気持ちとは裏腹に、焼き上がりは、そら豆っぽくなってしまうんですよね。なぜかなぁ。不思議だなぁ。二個目に伸ばした手をひっこめ、頬をさすったのでした。
     
          
     


 ↓配合メモ(ちょこっと変えてるとこあり)




ハイジの白パンをつくろう(7個分)


【材料】

  • 強力粉  210g
  • 薄力粉  40g
  • 砂糖   17g
  • 塩    4g
  • ドライイースト 4g    (本では白神こだま酵母を使用 5g)
  • ぬるま湯  140cc   (本では135cc)
  • バター   15g   (本ではマーガリン使用。室温にもどしておく)
  • 打ち粉   適宜   (本では上新粉。でも強力粉でよいと思う)

【作り方】

  1. ボールに粉類をいれ軽くまぜる(粉あわせ)
  2. 1のボールにぬるま湯をいれ混ぜる
  3. ある程度まとまったらバターをいれ、さらに10分ほどこねる
  4. 表面がつるっとして生地が27度くらいに温まったらOK。丸めてボールに入れラップ。
  5. 一次発酵 (30度で50分)
  6. 60gに分割&成形。ふきんをかけ10分休ませる(ベンチタイム)
  7. 再び丸く成形。真ん中に箸をあてギュっとおす。その後両端をつまんで形を整える
  8. 二次発酵 (30度で50分)
  9. 割れ目に再度箸を当てて補正
  10. 茶こしを使って、表面に強力粉をふりかける
  11. 200度のオーブンで5分、180度で5分、計10分焼く。底に焼き色がついたらOK

※オーブンによって焼き時間が違います。必ず底の確認を。ちなみにうちのオーブンはプラス2分必要でした