cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

コウノトリの卵

 今週からフランス語を習いだしました。さびついてボロボロになっているイタリア語をどうにかしたほうがいいんじゃないかと思ったりするんですが、諸般の事情により。。。もごもごもご。
 で、おとといが一回目だったわけですが、早くも「R」の発音で苦しんでいます。英語でもイタリア語でも常に立ちはだかる「R」の壁。フランス語では「うがいをするように」だそうです。いやはやこりゃまた・・・。
 去年パリの学校でも、「Richard(リシャール)」というクラスメートをよぶときが大変でした。そう「R」が二つも入っているんです。何度ダメだしされたことか。りはーる?いはーる???しはーる? がるるるrrrrr(泣)

 トップ写真は、アルザスのお菓子「Ouefs de Cigognes(コウノトリの卵)」というチョコレート。
 コウノトリはアルザスのシンボル。家の軒下に巣を作り、毎年ツガイで戻ってヒナを産むことから、「赤ちゃんを運んでくる(幸福を運ぶ)鳥」or「愛の鳥」とよばれるのだそうです。
 巣に使われるのはブドウの枝。「ブドウにつくカタツムリや害虫も食べてくれるのでアルザスにはなくてはならない鳥なんだよ」とストラスブールのお菓子屋のご主人。


    
  
 ↓マーブル模様の幸福の卵は、パンデピスやクグロフほど有名ではありませんが、だからこそ見つけるとちょっとうれしくなります。中はやわらかいプラリネチョコレート。表面入ったかすかなヒビがリアルです。

    


 ↓ストラスブール「PAIN D’EPICES」にて。アルザスのお菓子屋さんは、雰囲気があってほんとにステキ。

    
    
   
  というわけで、どさくさにまぎれて、あと二回くらいアルザスの話をやろうと思います。お菓子とあとおいしいものをちょこちょこと。 がるるるrrrrr。