cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

イチゴのアーモンドケーキ

   

 ちょっと前につくった「イチゴのアーモンドケーキ」。イチゴを煮詰めてコンフィチュール状にしたものを生地に練りこみました。型はフラワーとよばれる真ん中がくぼんだもの。いつもと同じケーキでも違う型で焼くと表情が変わって新鮮な気持ちに。
 フランスではこういったしっかり焼き菓子のことを「GATEAUX VOYAGE(ガトー・ボヤージュ)」と言うそうです。
 日持ちのする焼き菓子は、旅のお供にははもってこい。昔の人たちはナプキンでくるくるっと巻いて持ち歩いたのでしょう。

 

 さて、バター不足がいよいよ深刻になってきました。牛乳消費量が落ち、乳牛が処分されていっているのです。去年末から業務用の卸店は販売に制限を設け、今一般のスーパーからも姿を消しつつあります。
 粉の高騰にバターの品不足(おそらくこれから生クリームも)。ルートの確保が難しい小さなお菓子屋さんは厳しい状況に立たされていると聞きます。バターをたっぷり使うアーモンドケーキをはじめ、クッキーにタルトにマドレーヌ。そして大好きなシュークリームを作るのが難しい時代になるのでしょうか。
 そんなわけで、私cipolina、はてなの端っこから 「牛乳キャンペーン」を叫びたいと思うのであります。牛乳を飲もう!もっと飲もう!その一杯がケーキを救います。