KUGELHOPF(クグロフ)を作ろう♪
軽くてふんわりしていて、それでいてしっとりとした生地。イーストで発酵したほんのり甘いクグロフは、朝ごはんにもおやつにもピッタリのお菓子です。
というわけで今日は「クグロフ」作りにチャレンジ。
レシピは、アルザス出身のパティシエ、ピエール・エルメ氏の本を参考にしました。パリの本店ではほんの少しですがクロワッサンやクグロフなどの焼き菓子(&パン)を扱っていて、それはそれはすんばらしくおいしいのです。
ルセットには「ぼくが子供のころから愛してやまないクグロフについて紹介します」と添えられていて、もうそれ読んだだけで「あへ〜食べたい〜」と身もだえ。
ただ問題は、レシピがフランス語。うっ。私の訳はあやしい気がしないこともないというか、はっきりいってあやしい。
でも、たぶん、おそらく、大丈夫(?)。信じるものは救われる。皮目さっくり、中ふんわりのおいしいクグロフができあがりました。いやほんと。自分でもビックリ。
以下、覚書としてレシピをメモっておきました。ご興味のある方はお試しを↓。
「KUGELHOPF(クグロフ)」
【材料】
「ルヴァン(酵母)」
- 準強力粉 58g
- イースト 3g
- 牛乳 166g
「生地」
【作り方】
- レーズンをラム酒(適量)に4〜5時間つけておく
- ルヴァンの準備。準強力粉、イーストに温めた牛乳(30度)を注ぎよく混ぜる。密閉容器(ビンなど)にいれ、冷蔵庫に入れ表面に気泡がでてくるまで4〜5時間おく
- ボールに2のルヴァン、バターとレーズンを除くすべての材料をいれよく混ぜる
- バターを加えさらに混ぜ、最後にレーズン(余分なラム酒はふいておく)を加える
- ラップをかけ2倍にふくれるまで常温で1時間〜1時間半おく(一次発酵)
- 外側から真ん中に生地を寄せるようにカード(ヘラ)を動かしてガスを抜く。
- 18cmのクグロフ型に入れ、湿度のある場所に1時間〜1時間半おく。生地が型いっぱいになるくらいまで(二次発酵)
- 200度のオーブンで35分焼く
- 型から出し、すぐに溶かしバターをはけで塗る(分量外)。さめたら、表面に粉砂糖をふる
【cipoメモ】
- クグロフは、パン生地に比べアパレイユ(生地)がゆるめ。というか「ゆるゆる」。ニーダー(マシーン)ではなくカード(ヘラ)で混ぜたほうがよいようです。
- あと、ルヴァンの発酵は「4〜5時間」と書いていますが、実際表面に気泡がでてくるまで7時間かかりました。冷蔵庫の温度によって違うので、時間ではなく「目で確認」すること。ルヴァンはその後のふくらみを左右するのであせらずゆっくり。逆に夏場はもう少し短い時間でもよいかもしれません。